ハイプレッシャーな港湾部、あるいは、ベイトフィッシュが極端に小さい春先のシャローエリア。何を投げても反応しない、スレきったシーバスやチヌ(クロダイ)。そんな「お手上げ」の状況で、最後の切り札として多くのアングラーが絶大な信頼を寄せるのが、BlueBlue(ブルーブルー)の「ナレージ50」です。
このルアーは、大ヒットしたナレージ65の「食わせ」のDNAを、50mmというコンパクトなボディに凝縮した、まさにフィネス(繊細)戦略の最終兵器。しかし、いざ「ナレージ50」を手にしようとすると、その正確な重さ(12g)や使い方、釣れる魚は何か、そしてスタンダードなナレージ65(17g)とどう使い分けるべきか、その「違い」に悩むかもしれません。
この記事では、そんなあなたのあらゆる疑問に答え、ナレージ50がなぜこれほどまでに釣れるのか、そのインプレッション、フックセッティング、おすすめカラーまで徹底的に解剖していきます。
- ナレージ50(12g)とナレージ65(17g)の決定的な違いと使い分け
- ナレージ50で釣れる魚(シーバス、チヌ、メバル、アジなど)
- マイクロベイトパターンを攻略するナレージ50の基本的な使い方(インプレ)
- 釣果を左右するナレージ50のおすすめ人気カラー戦略
ナレージ50の核心:65との違いと基本スペック
- ナレージ50の重さは?(基本スペックとコンセプト)
- ナレージ50と65の決定的な「違い」と使い分け
- ナレージ50で何が釣れますか?(チヌ・シーバス・五目釣り)
- ナレージ50の基本的な使い方(ただ巻き&フォール)インプレ
- ナレージ50のフックサイズとセッティング
1. ナレージ50の重さは?(基本スペックとコンセプト)
まず、ナレージ50の基本スペックから押さえましょう。全長は50mm、そして気になるウエイト(重さ)は「12g」です。このスペックこそが、ナレージ50が「フィネス・バイブ」と呼ばれる所以です。兄貴分であるナレージ65(65mm/17g)と比較して、大幅に小型化・軽量化されています。
この50mm/12gというサイズ感は、L(ライト)クラスのシーバスロッドや、チニングロッド、あるいは強めのメバリングロッドといった、ライトなタックルで完璧に扱うことができます。コンセプトは、ナレージ65から受け継いだ「弱波動」と「食わせ」の性能を、さらに研ぎ澄ませること。
春先のハク(ボラの稚魚)や、シラス、アミといった、シーバスやチヌが偏食する「マイクロベイト」のサイズ感にジャストフィット。65mmですら見切られてしまうような、究極のタフコンディションを打破するために、この小さな巨人は生まれました。
2. ナレージ50と65の決定的な「違い」と使い分け
ナレージ50と65の「違い」を理解し、使い分けることこそが、ナレージ戦略の鍵となります。最大の違いは、もちろん「サイズ(50mm vs 65mm)」と「重さ(10g vs 17g)」です。この違いが、飛距離、アピール力、そして得意なタックルに明確な差を生み出します。
「ナレージ65」(17g)は、飛距離性能(公式約1.2m/秒の沈降速度)に優れ、標準的なシーバスタックル(ML~Mクラス)で広範囲を効率よく探る「オールラウンドモデル」です。アピール力も50に比べて強いため、パイロットルアー(最初の一投)として、魚の活性や存在を探るのに適しています。
一方、「ナレージ50」(12g)は、飛距離こそ65に劣るものの、そのコンパクトなシルエットと、より微細な「弱波動」で、スレた魚やマイクロベイト偏食の魚に口を使わせる「食わせ特化モデル」です。タックルも、よりライトなものが要求されます。使い分けとしては、まず65で広範囲を探り、アタリはあるが乗らない、あるいはベイトが明らかに小さいと感じた時に50を投入する、というのが王道です。
3. ナレージ50で何が釣れますか?(チヌ・シーバス・五目釣り)
「ナレージ50で何が釣れますか?」この問いの答えは、「ナレージ65で釣れる魚すべて、プラスα」です。その「食わせ」の能力は、まさに魚種限定解除。メインターゲットである「シーバス」は言わずもがな、特に「チヌ(クロダイ)」と「キビレ」に対しては、反則的なまでの威力を発揮します。50mmというサイズ感は、カニやエビ、ハゼといった、チヌが好む小型のベイトにジャストフィット。
ボトム(海底)をズル引きしたり、リフト&フォールさせたりする「ボトムチニング」において、多くのインプレッションで圧倒的な釣果が報告されています。さらに、そのフィネスな特性から、65mmではアプローチが難しかったターゲット、例えば「メバル」や「アジ」といったライトゲームのターゲットまでもが、射程圏内に入ってきます。
常夜灯周りで、ワームのようにスローに誘えば、大型のメバルやアジがヒットすることも珍しくありません。その他、カサゴやソイといった「ロックフィッシュ」、あるいは「小型青物(ショゴ、サバなど)」まで、まさに「五目釣り」最強ルアーの一つと言えるでしょう。
4. ナレージ50の基本的な使い方(インプレ)
ナレージ50の使い方は、兄貴分の65と全く同じで、非常にシンプルです。基本は「ただ巻き」と「リフト&フォール」。まず「ただ巻き」ですが、キャスト後、狙いたいレンジ(水深)までカウントダウンし、あとはリールをゆっくりと巻くだけ。ナレージ50は、デッドスロー(超低速)リトリーブでも、水平姿勢を保ちながら、ボディを小刻みに震わせる、極めてナチュラルな「弱波動」アクションを発生させます。
この「泳ぎすぎない」動きが、ハイプレッシャーな魚に警戒心を抱かせません。インプレッションでも「スローに巻くだけで食ってきた」という声が多数です。次に、チヌやヒラメ、低活性シーバスに絶大な効果を発揮するのが、「リフト&フォール」。キャスト後に着底させ、ロッドを「スッ」と軽くあおってルアーを持ち上げ、再びテンションをかけながら(テンションフォール)海底まで沈めます。
ナレージ50は、フォール中も水平姿勢を保ち、ヒラヒラと揺れながら沈む「シミーフォール」で、強烈な「食わせの間」を自動的に演出。アタリの多くが、このフォール中に集中します。
5. ナレージ50のフックサイズとセッティング
ナレージ50の性能を100%引き出す上で、フックサイズは極めて重要な要素です。このルアーは、その繊細なアクションバランスの上に成り立っています。ナレージ50に標準装備されているフックサイズは、「#12(12番)」という、バイブレーションとしては非常に小型のトレブルフック(3本針)が2つです。
この「#12フック×2個」の総重量こそが、ナレージ50が持つ、あの微細な「弱波動」と、絶妙な「水平シミーフォール」を生み出すための鍵なのです。もし、フックサイズをむやみに大きくしたり(#10など)、重くしたりすると、ルアーの重量バランスが崩れ、アクションが死んでしまい、全く泳がない「ただの鉛の塊」になってしまう可能性があります。
フックが鈍ったり、錆びたりして交換する際は、必ず標準の#12サイズ、あるいは同等の重量のフックを選ぶことが、釣果への最短ルートです。チヌやシーバスが相手でも、ドラグ設定を適切に行い、ロッドのタメを使えば、#12フックでも十分にファイトは可能です。
ナレージ50 おすすめカラーとBlueBlue最強布陣
- ナレージ50 おすすめ人気カラー
- BlueBlue(ブルーブルー) ルアー ナレージ50
- BlueBlue(ブルーブルー) ルアー ナレージ65
- BlueBlue(ブルーブルー) ルアー ガボッツ 90 (比較対象1)
- BlueBlue(ブルーブルー) ルアー ブローウィン 80S (比較対象2)
1. ナレージ50 おすすめ人気カラー
ナレージ50の「食わせ」の性能を、さらに引き出すのが「カラーセレクト」です。「人気カラー」は、その実績の裏付けでもあります。まず、どんな状況でも外せない「パイロットカラー(基本色)」として、「ブルーブルー」や「ピンクチャートクリア」が挙げられます。特に「ブルーブルー」は、澄み潮から濁り潮まで対応し、ナチュラルでありながらアピール力も併せ持つ、まさに万能カラーです。
次に、デイゲーム(日中)や澄み潮で絶大な威力を発揮するのが、「リアルイワシ」や「カタクチイワシ」といった「ナチュラル(リアル)系」カラー。スレた魚にも警戒心を与えません。朝夕のマズメ時や、濁りが強い状況では、「マッディチャート」や「アカキン」、「ゴールドサバ」といった「アピール系(ゴールド系)」が、魚にルアーの存在を気づかせる上で効果的です。
ナイトゲーム(夜間)では、シルエットをはっきりと見せる「マットブラック」や、常夜灯周りで効く「クリア系」(例:クリスタル)も欠かせません。また、BlueBlueは「限定カラー」をリリースすることもあり、それらは特定のベイトパターン(例:バチ抜けカラー)や、特殊なホログラムを採用している場合が多く、見つけたら即手に入れたい、強力な武器となります。これらのカラーを、その日の天候、水色、時間帯に合わせてローテーションすることが、釣果への最短ルートです。
2. BlueBlue(ブルーブルー) ルアー ナレージ50
「ナレージ65ですら、見切られる」。春先のハク(ボラの稚魚)や、アミ、シラスといった、極小のベイトフィッシュに、ターゲットが偏食している。そんな、現代のルアーフィッシングにおける最も困難な「マイクロベイトパターン」を攻略するために生まれたのが、この「ナレージ50」です。全長50mm、自重12g。ナレージ65の「食わせ」のDNAを、そのままコンパクトなボディに凝縮。
65mmではアピールが強すぎると感じていた、スレきったシーバスや、警戒心の強いチヌ(クロダイ)の口を、このリアルな一口サイズがこじ開けます。12gという自重は、L(ライト)クラスのシーバスロッドや、メバリングロッド、チニングロッドといった、よりライトなタックルでも完璧に扱うことが可能。繊細なロッドワークにも機敏に反応し、ワーム(ソフトルアー)のような、よりスローでナチュラルな誘いを演出できます。もちろん、ただ巻きでの「弱波動」アクションと、フォールでの「シミーフォール」は健在。
港湾部の常夜灯周りで、アジやメバルに混じって、大型のシーバスがこの小さなルアーに猛然とアタックしてくる、そんなエキサイティングな体験も、ナレージ50なら夢ではありません。推奨フックは#12。この繊細なバランスが、タフな状況を打破する鍵です。「65」というスタンダードに加え、この「50」というフィネスな選択肢を持つこと。それが、BlueBlueの「食わせ」の戦略を、より完璧なものにするのです。
3. BlueBlue(ブルーブルー) ルアー ナレージ65
ナレージ50の性能を理解する上で、比較対象として絶対に欠かせないのが、兄貴分であり、スタンダードモデルの「ナレージ65」です。全長65mm、自重17g。このモデルこそ、BlueBlueの「食わせバイブ」というジャンルを確立した、金字塔的な存在。50mm/12gのナレージ50が「フィネス特化」であるのに対し、ナレージ65は、「飛距離」「アピール力」「食わせ能力」の全てを、高次元でバランスさせた「オールラウンドモデル」です。
17gという高比重設計は、クラス最高レベルの飛距離を叩き出し、広大な河口やサーフでも、効率よく広範囲を探ることが可能。アクションは、50よりもわずかに強い「弱波動」。これにより、アピール力を維持しつつも、スレたシーバスには警戒心を与えません。沈降速度は約1.2m/秒。この絶妙なフォールスピードが、ボトム(海底)付近をスローに誘う「リフト&フォール」や「ボトムズル引き」を、極めてイージーにします。
シーバス、チヌ(クロダイ)、ヒラメ、マゴチ、ロックフィッシュ。ナレージ65で釣れる魚は、まさに無限大。ナレージ50が「ピンポイント」や「マイクロベイト」の切り札なら、ナレージ65は、まず最初に投げて、その日の状況を探るための「最強のパイロットルアー」。この二つのサイズを使い分けることで、あなたの「食わせ」の戦略は、あらゆる状況に対応可能となります。
4. BlueBlue(ブルーブルー) ルアー ガボッツ 90
ナレージが「水中」のスペシャリストなら、この「ガボッツ 90」は、「水面」を支配するために生まれた、BlueBlueの革新的なトップウォータープラグです。一見するとポッパーのようですが、その実態は、ポッパーの「音と泡」で魚を寄せる力と、シャローミノーの「泳ぎ」で食わせる力を融合させた、全く新しいカテゴリーのルアーです。全長90mm、自重11g。
軽いトゥイッチでは、「ポコン」という生命感あふれるポップ音と、派手すぎないスプラッシュでターゲットの注意を引きつけます。そして、このルアーの真骨頂は、その後の「ただ巻き」。リトリーブを開始すると、ガボッツ90は水面直下(~20cm程度)に潜り、艶めかしいロールアクションで泳ぎ始めるのです。音で興奮したシーバスが、目の前を無防備に泳ぐベイトフィッシュの姿を見て、たまらずバイトしてしまう。
この「寄せて、食わせる」二段構えの戦略こそが、ガボッツ90が釣れ続く理由です。特に、ベイトフィッシュが水面に浮いている時や、活性が高い朝夕のマズメ時、河川のシャローエリアでは無類の強さを発揮。ナレージで水中を探り、反応がなければガボッツで水面を誘う。この「水面」と「水中」の使い分けが、あなたのシーバスゲームを、よりエキサイティングなものへと変えてくれるはずです。
5. BlueBlue(ブルーブルー) ルアー ブローウィン 80S
「ナレージ50」と同じく、80mm以下という「食わせ」のサイズ感でありながら、全く異なるアプローチでターゲットに口を使わせるのが、この「ブローウィン 80S」です。ナレージが「弱波動バイブレーション」であるのに対し、ブローウィン80Sは「シンキングペンシル(ミノー)」です。全長80mm、自重8g。
その最大の特徴は、ただ巻きするだけで、S字を描きながら、ボディを左右に倒す「ダブルアクション」にあります。この艶めかしい泳ぎが、シーバスの捕食本能を強烈に刺激。さらに、ロッドでジャーク(しゃくる)を加えれば、左右へ「スライドアクション」を見せ、リアクションバイトを誘発することも可能です。
ナレージ50(12g)とほぼ同じ重量帯でありながら、ナレージが「弱波動(振動)」と「フォール」で食わせるなら、ブローウィン80Sは「S字(泳ぎ)」と「ダート」で食わせる。同じマイクロベイトパターンやタフコンディションでも、その日の魚が「振動」に反応するのか、「泳ぎ」に反応するのかは、投げてみなければ分かりません。ナレージ50と、このブローウィン80S。二つの異なる「食わせ」の切り札を持つことが、スレたシーバスを攻略する上で、最強の布陣となることは間違いありません。
まとめ:ナレージ50で、マイクロベイト戦略を極める
ナレージ50というキーワードから始まったあなたの探求は、このルアーが単なる「ナレージ65の小型版」ではなく、BlueBlueの「食わせ」へのこだわりが凝縮された、究極の「フィネス・バイブ」であることを明らかにしたのではないでしょうか。この記事では、ナレージ50の重さ(12g)、ナレージ65(17g)との明確な違い、そして釣れる魚(シーバス、チヌ、メバル、アジ…)の無限の可能性を、インプレを交えながら徹底的に解説しました。
その「弱波動」と「水平シミーフォール」という唯一無二の使い方が、マイクロベイトパターンやハイプレッシャーな状況を打破する鍵であることもご理解いただけたと思います。今、あなたのアクションプランは明確です。それは、ご自身のタックルボックスに、スタンダードなナレージ65と並べて、この「食わせ」のナレージ50を加えること。
そして、人気カラーを手に、フィールドで「ただ巻き」と「リフト&フォール」を試してみることです。このルアーを手にした未来、あなたはもう、ハイプレッシャーなフィールドで「どうせ食わない」と諦めるアングラーではありません。他のアングラーが沈黙する中で、一人だけ、スレた魚を「食わせる」快感を知った、テクニカルなゲームの主役となっているはずです。
