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ルアー

メガバス ライブX 伝説のルアー徹底解説

バスフィッシングの世界には、時代を超えて「伝説」と呼ばれるルアーが存在します。メガバス ライブXシリーズは、間違いなくその筆頭格です。天才デザイナー伊東由樹が生み出したこのルアーは、バスアングラーのタックルボックスに革命をもたらしました。メガバス ライブXの「初期」モデルの衝撃、あるいは「モデル1」が持つ独特のアクション。そのインプレッションは、今もなお熱く語り継がれています。

しかし、ライブXの系譜は複雑です。圧倒的な存在感を放つディープダイバー「ライブX リバイアサン」、フィネスゲームの常識を変えた「ライブX スモルト」、そして進化の集大成「ライブX リベンジ」。これらのインプレや違いが分からず、どれを選べば良いか迷っている方も多いでしょう。さらには、名前の似た「ベイトX」との違いも気になるところ。

この記事では、そんなあなたのあらゆる疑問に答え、メガバス ライブXシリーズの核心と、各モデルの戦略的な使い分け、そしてその「釣れる」秘密を徹底的に解剖していきます。

  • メガバス ライブXシリーズ(初期、リバイアサン、スモルト、リベンジ)の伝説とインプレ
  • 各モデルの性能の違いと、戦略的な使い分けを徹底解説
  • ライブX スモルトのフィネス戦略への活用法
  • ベイトXとの決定的な違いと、ライブXのDNAを継ぐ現行おすすめルアー

メガバス ライブX:伝説の系譜とインプレ

  1. メガバス ライブX「初期」と「モデル1」のインプレ
  2. メガバス ライブX リバイアサン:ディープ攻略の巨人
  3. メガバス ライブX スモルト:フィネス戦略の切り札インプレ
  4. メガバス ライブX リベンジ:進化の集大成インプレ
  5. メガバス ベイトXとの決定的な違い

1. メガバス ライブX「初期」と「モデル1」のインプレ

メガバス ライブXの「初期」モデル、特に「モデル1(TYPE-1)」の登場は、1990年代のバスフィッシングシーンにおいて衝撃的な出来事でした。当時のバスルアー、特に国産ミノーやシャッドが、まだリアルな外観や安定したウォブリングを追求していた中で、ライブXは「生命感」という全く新しい概念を持ち込みました。

そのインプレッションで最も多く語られるのは、ただ巻きするだけで生み出される、超ハイピッチな「ロール(回転)」アクションと、ボディ側面が激しく光を明滅させる「フラッシング」です。それは、まるで瀕死の小魚が痙攣するような、生々しい動きでした。さらに、ロッドワーク(トゥイッチやジャーク)を加えると、左右へ予測不能なダートを見せ、スレたバスのリアクションバイトを誘発。

フローティングモデル(モデル1)は、水面直下をこのアクションで攻めることができ、その威力は絶大でした。全日本釣り産業振興会(JaFIRA)の魚種紹介ページでも取り上げられるほど人気の高いブラックバスは、ルアーを見切る能力も高い魚です。ライブXは、そんな賢いバスを「騙す」のではなく「狂わせる」力を持った、まさに革新的なルアーだったのです。

2. メガバス ライブX リバイアサン:ディープ攻略の巨人

ライブXシリーズの中で、「ディープ(深場)攻略」を担う存在として開発されたのが「ライブX リバイアサン」です。その名の通り「リバイアサン(旧約聖書に登場する巨大な海の怪物)」を冠したこのルアーは、他のライブXモデルとは一線を画す、大型のボディと巨大なリップ(潜行板)を備えています。

その最大の武器は、4mを超えるようなディープレンジ(深場)へと、急角度で到達する圧倒的な「潜行能力」です。しかし、リバイアサンは単なるディープクランクではありません。そのインプレッションで高く評価されているのは、深場においてもライブX特有の「ハイピッチ・ロールアクション」を失わない点です。

メガバス独自の「マルチウェイ・ムービングバランサーシステム(PAT.)」を搭載し、キャスト時にはウェイトが移動して飛距離を稼ぎ、リトリーブ中はウェイトが固定されて、深場でも安定したハイピッチロールを実現。これにより、リザーバー(ダム湖)のディープチャンネル(川筋)や、ウィード(水草)のアウトサイドエッジに潜む、サスペンド(中層に浮いている)バスに対して、強烈なフラッシングと波動でアピールし、バイトへと持ち込むことができました。

3. メガバス ライブX スモルト:フィネス戦略の切り札インプレ

「ライブX スモルト」は、ライブXシリーズのDNAを受け継ぎながら、タフコンディション(釣れない状況)を打破する「フィネス(繊細な釣り)」の世界へと特化した、小型シャッドプラグです。その名は、サケ科の魚の「幼魚(スモルト)」に由来します。全長わずか48mmという極小ボディながら、そのインプレッションは「反則的な食わせ能力」という言葉で溢れています。

スモルトの真価は、ただ巻きするだけで発生する、超ハイピッチな「シヴァリング(震える)アクション」。まるで本物の小魚が、水中で必死に泳いでいるかのような、極めてナチュラルな微波動を生み出します。クリアウォーター(透明度の高い水)のフィールドや、ハイプレッシャーなトーナメントシーン、あるいはバスがシラスやワカサギといった極小のベイトフィッシュに偏食している状況下で、他のどのルアーにも反応しなかったバスが、スモルトにだけは猛然とアタックしてくる、といった劇的な体験をしたアングラーは少なくありません。

小型ながらもタングステンウェイトを内蔵し、スピニングタックルでのキャスタビリティ(投げやすさ)も確保。「どうしても一匹釣りたい」そんな時の、まさに「お守り」であり「切り札」となる存在です。

4. メガバス ライブX リベンジ:進化の集大成インプレ

「ライブX リベンジ」は、ライブXシリーズの集大成とも言える、高性能ディープダイビング・ジャークベイトです。全長90.5mm、自重1/2oz (約14g)。その名の通り、従来のディープクランクでは攻めきれなかった深場(最大潜行深度3.2m)の賢いバスに「リベンジ(復讐)」するために開発されました。

リバイアサンが「ディープクランク」としての側面が強かったのに対し、リベンジは「ディープジャークベイト」としての性能を極限まで高めている点が最大の違いです。そのインプレッションで絶賛されるのは、メガバス独自の「ヴァリアブル・バランサー・システム(PAT.)」と、特殊設計のリップが生み出す、深場での「キレのあるダートアクション」です。

ただ巻きでは、ライブX伝統のハイピッチロールで泳ぎながら、ひとたびロッドでジャークを加えると、深場であるにもかかわらず、左右へ「ギラッ!」と激しくヒラを打つ、予測不能なダートを発生。この「深場でのリアクションバイト誘発能力」こそが、リベンジの真骨頂です。サスペンド(停止)設定により、ジャーク後のポーズ(静止)で、ターゲットに「食わせの間」を与えることも可能。まさに、ディープに潜む難攻不落のバスを、「仕掛けて獲る」ための、攻撃的なルアーです。

5. メガバス ベイトXとの決定的な違い

「ライブX」と「ベイトX(BAIT-X)」は、どちらもメガバスを代表するルアーシリーズですが、そのコンセプトと用途は全く異なります。「ライブX」シリーズ(特にモデル1、リベンジ、スモルト)の核心は、ミノーやシャッドとしての「ハイピッチロール」と「ダートアクション」にあります。

その目的は、主にオープンウォーターや、ストラクチャー(障害物)の「際」で、ルアーの動き(アクション)で魚に口を使わせることです。一方、「ベイトX」シリーズは、明確な「クランクベイト」として設計されています。その最大の特徴は、「スナッグレス(根掛かり回避)性能」と「カバー(障害物)攻略能力」にあります。ベイトXは、その独特なボディ形状とリップデザインにより、岩や立ち木、ウィードといった複雑なカバーの中へ大胆に投げ込み、障害物にコンタクト(接触)させながら巻いてくる(カバークランキング)ために作られています。

障害物に当たると、ヒラリとバランスを崩して根掛かりを回避し、その瞬間のイレギュラーな動きでバスのリアクションバイトを誘発します。「ライブX」が「泳ぎ」と「ダート」で魅せるルアーなら、「ベイトX」は「障害物」を利用して食わせるルアー。これが、二つのシリーズの決定的な違いです。

伝説は終わらない!メガバス おすすめルアー5選

  1. メガバス X-80 TRICK DARTER (伝説の原点)
  2. メガバス X-80SW LBO (海の進化形)
  3. メガバス DEEP-X 100 LBO (リバイアサンの魂を継ぐディープダイバー)
  4. メガバス X-NANAHAN (ナナハン) (スモルトのフィネスDNA)
  5. メガバス BAIT-X (ベイトX) (カバークランキングの答え)

1. メガバス(Megabass) X-80 TRICK DARTER

全ての伝説は、ここから始まりました。あなたが今、「メガバス ライブX」の「初期」モデルや「モデル1」のインプレを求めているならば、その「釣れる」DNAの原点である、この「X-80 トリックダーター」を抜きに語ることはできません。このルアーこそ、メガバスの天才デザイナー伊東由樹氏が生み出し、「ジャークベイト」というカテゴリーの常識を覆した、メガバスの魂とも言える存在です。

全長80.5mm、自重3/8oz (約10.5g)のサスペンドモデル(淡水仕様)。その真骨頂は、アングラーのロッドワーク(トゥイッチ、ジャーク)にあります。独特のフラットサイドボディが、アングラーの入力に機敏に反応し、左右へ「ギラッ!ギラッ!」と激しくヒラを打つ、予測不能な「トリックダート」アクションを発生。この動きが、バスのリアクションバイト(反射食い)を強烈に誘発するのです。

そして、ジャークの合間の「ポーズ(静止)」。サスペンド設定により、ルアーは水中でピタッと静止し、バスに「食わせの間」を与えます。この「動」と「静」のコントラストこそが、X-80の釣れる秘密。ただ巻きでは、ハイピッチなロールアクションで、弱った小魚を演出。潜行深度は約1.2m~1.8mと、バスが潜むミドルレンジを直撃。春先のプリスポーン期(産卵前)や、秋の荒食いの時期、あるいは、日中のスレたバスに対して、これほど効果的なルアーは他にありません。

もちろん、このアクションはシーバスにも有効であり、ソルト用のX-80SWシリーズが誕生するきっかけとなりました。メガバスの「釣れる」哲学の原点を、ぜひ体感してください。バスアングラーならば、タックルボックスから外すことのできない、永遠のスタンダードです。

2. メガバス(Megabass) ルアー X-80SW LBO

あなたがもし、「伝説」の性能を、現代の技術で「超越」させたいと願うならば、選ぶべきは、この「X-80SW LBO」です。これは、単なるX-80SWのマイナーチェンジではありません。メガバスの革新技術「LBO II」を搭載することで、全く新しいルアーへと生まれ変わった、「X80の完成形」と呼ぶべき存在です。

あなたが直面する問題は、ハイプレッシャーな港湾部での「飛距離」の壁と、着水直後の「見切られ」でしょう。従来の重心移動ルアーは、キャスト時に発生する「摩擦」により、飛距離の最後の一伸びを失い、着水後もウェイトが戻るまでの一瞬の「間」がありました。X-80SW LBOは、その全てを解決します。内部に「ボールベアリング」を内蔵したLBO IIシステムは、摩擦抵抗を極限まで(ほぼゼロに)低減。キャストの瞬間、内蔵ウェイトがロケットのように射出され、逆風を切り裂く「異次元の飛距離」を叩き出します。

平均飛距離は従来比20%以上UPとも言われています。そして、着水と同時に、磁力によってウェイトが即座に前方の遊泳位置に「ロック」される。これにより、着水した「0.1秒後」には、あなたが意図した通りの、キレのあるヒラ打ちダートを開始できるのです。この「飛距離」と「瞬発力」の融合こそが、スレたシーバスに口を使う隙を与えない最大の武器。

82mm、12gのボディに、100mmクラスの飛距離と、マシンガンのようなレスポンスを求めるならば、これ以外の選択肢はありません。推奨フックは#8×3本。オリジナルの血統を受け継ぐ3フックシステムが、ショートバイトをも確実に捉えます。迷ったら、まずはこの「現行最強のX-80」から手に取ってみてください。

3. メガバス(Megabass) DEEP-X 100 LBO

かつて「ライブX リバイアサン」や「ライブX リベンジ」が担っていた、「ディープ(深場)攻略」という難題。その魂を、現代のメガバス技術で再構築した答えの一つが、この「DEEP-X 100 LBO」です。全長72mm、自重3/8oz (約10.5g)と、コンパクトなボディながら、その潜行能力は圧巻。急角度のダイブで、最大潜行深度は3.2mオーバーに達します。このルアーの真価は、ただ潜るだけではありません。

革新の重心移動システム「LBO II」を搭載。これにより、ディープクランクにありがちなキャスト時の回転や失速を抑え、コンパクトなボディからは信じられないほどの、安定したロングキャスト性能を実現します。そして、深場でも失われない、メガバス伝統の「ハイピッチ・ロールアクション」。ただ巻きするだけで、強烈なフラッシングとタイトな波動を発生させ、ディープレンジに潜むサスペンドバスや、ボトム(海底)に張り付いた賢いバスに、その存在を猛烈にアピールします。

さらに、ロッドワーク(トゥイッチ)にも機敏に反応し、深場で「ヒラッ」とバランスを崩す「食わせの間」を演出。リバイアサンやリベンジが切り拓いたディープジャークの世界を、LBOという最新技術で、よりイージーに、より高い次元で体感できる。それがDEEP-X 100 LBOです。「深場は退屈だ」という常識を、このルアーが覆します。

4. メガバス(Megabass) X-NANAHAN (ナナハン)

「ライブX スモルト」が担っていた、「フィネス(繊細)」と「食わせ」の世界。そのDNAを、現代のタフなフィールドで通用するよう、再構築したのが「X-NANAHAN(ナナハン)」です。全長75mm、自重1/4oz (約7g)。スモルト(48mm)よりもサイズアップし、ベイトフィッシュとして最も汎用性の高い「7cmクラス」のボディでありながら、そのアクションは驚くほど繊細です。

X-80トリックダーター譲りの「ハイピッチ・ロール」と、キレのある「トリックダート」アクションを、この小さなボディに完璧に凝縮。ただ巻きでは、弱々しくも生命感溢れるロールで泳ぎ、ひとたびトゥイッチを加えれば、左右へ「ギラッ!」と激しくヒラを打ち、スレきったバスのリアクションバイトを誘発します。内蔵された「LBO II」システムが、この7gという軽量ボディに、信じられないほどの飛距離と、着水直後からの瞬発的なアクションレスポンスを与えました。

スモルトでは届かなかった、あの沖のピンスポットを、このナナハンなら直撃できます。クリアウォーター、ハイプレッシャー、マイクロベイト(小型のベイト)偏食。そんな、何を投げても食わない絶望的な状況でこそ、この「小さな巨人」が、あなたを窮地から救い出す、最強の「切り札」となるでしょう。スモルトのインプレを求めていたあなたにこそ、この進化形を体感してほしい一本です。

5. メガバス(Megabass) BAIT-X (ベイトX)

「ライブX」と「ベイトX」の違いを知りたい、というあなたの疑問に答える、もう一つのメガバスの「X」。それが、この「BAIT-X」です。ライブXシリーズが、ミノーやシャッドとして、主に「泳ぎ」と「ダート」で中層を攻略するのに対し、BAIT-Xは、明確に「クランクベイト」として、ボトム(海底)やカバー(障害物)を攻略するために設計されています。全長68mm、自重3/8oz (約10.5g)。

その最大の特徴は、岩や立ち木、ウィードといった複雑なカバーの中へ大胆に投げ込み、障害物に「当てて」食わせる、その圧倒的な「スナッグレス(根掛かり回避)性能」にあります。独特なリップ形状とボディバランスにより、障害物にコンタクト(接触)した瞬間に、ヒラリとバランスを崩しながらも根掛かりを回避。その「ヒラリ」と体勢を立て直すイレギュラーな動きこそが、カバーに潜むバスのリアクションバイトを誘発する最大の「スイッチ」なのです。

さらに、メガバス独自の「緊急回避バランサー(PAT.)」を内蔵し、スタック(根掛かり)した際にも、ロッドをあおることで重心が移動し、ルアーが自ら障害物から脱出する(インプレでも高評価)という、驚異的なリカバリー能力も備えています。ライブXがオープンウォーターの「ハンター」なら、ベイトXはジャングルの「サバイバー」。この二つの「X」を使いこなすことが、メガバスの哲学を真に理解する鍵となるでしょう。

まとめ:ライブXの伝説を、あなたの釣果で体感せよ

メガバス ライブXというキーワードから始まったあなたの探求は、このルアーが単なる一つの製品ではなく、1990年代から続くメガバスの革新的なルアー開発史、その「魂」とも言える存在であることを明らかにしたのではないでしょうか。この記事では、インプレッションで語り継がれる「初期」モデル(モデル1)の衝撃、リバイアサン、スモルト、リベンジといった伝説的なモデルたちの役割、そして「ベイトX」との明確な違いについて解説しました。残念ながら、これらのクラシックモデルの多くは、現在では入手が非常に困難です。

しかし、その「釣れる」DNAは、決して失われてはいません。あなたのアクションプランは明確です。それは、ライブXの「魂」を受け継ぐ、現行のメガバスルアーを手に取ること。ライブXモデル1の「ダート」と「ロール」を、LBOという最新技術で昇華させた「X-80SW LBO」や「X-80 トリックダーター」を。リバイアサンやリベンジの「ディープ攻略」の思想を受け継ぐ「DEEP-X 100 LBO」を。そして、スモルトの「フィネス」の精神を受け継ぐ「X-NANAHAN」を。

これらのルアーを手にした未来、あなたはもう、単にルアーを投げているのではありません。メガバスが築き上げてきた「伝説」を、自らの手で「現実」の釣果として体感しているはずです。その一本が、あなたの釣り人生を変える、忘れられない一匹との出会いを、きっともたらしてくれるでしょう。