デュエル モンスターショット完全ガイド！釣れない噂と釣れる使い方

「ジグの飛距離」と「プラグのアピール力」。もし、その両方を一つのルアーで実現できるとしたら…？ その答えこそが、DUEL（デュエル）のHARDCORE（ハードコア）シリーズが誇る「モンスターショット」です。この革新的なシンキングペンシルは、従来のルアーの常識を打ち破り、広大なフィールドからモンスタークラスの魚を引きずり出すための最強兵器として、多くのアングラーから絶大な支持を得ています。「モンスターショット」は、ただのルアーではありません。それは、あなたの「あと一歩」を現実に変える「弾丸」です。

しかし、その圧倒的な性能ゆえに、「モンスターショット 釣れない」という、信じられないような悩みも聞こえてきます。また、「モンスターショット40gの飛距離は？」という性能への期待、「モンスターショットとヘビーショットの違いは？」という戦略的な疑問、「モンスターショットで何が釣れますか？」という可能性への探求、そして「おすすめカラー」への尽きない悩み。

この記事では、65S, 80S, 95Sといった「種類」と「使い方」から、「釣れるカラー」まで、モンスターショットの全てを徹底的に解剖し、あなたの「釣れない」を「爆釣」に変えるための完全ガイドをお届けします。

モンスターショットの基本と「釣れない」の誤解

1. モンスターショットとは？「種類」とコンセプト

「モンスターショット」とは、DUEL（デュエル）のHARDCORE（ハードコア）ブランドが放つ、ヘビーシンキングペンシルです。しかし、その実態は「シンキングペンシル ＋ ポッパー」という、二つの顔を持つ革新的なルアーです。最大の特徴は、メタルジグに匹敵する「圧倒的な飛距離」と、プラグの「強烈なアピール力」の両立。ボディ前方に設けられたカップ（ポッパーのような窪み）が、ただ巻き時には適度な抵抗と波動を生み出し、ロッド操作（竿の操作）を加えれば、水面で「スプラッシュ（水しぶき）」を発生させることも可能です。「モンスターショット 種類」は、フィールドの状況やベイト（エサ）のサイズに合わせて、極めて戦略的にラインナップされています。

• モンスターショット 65S (25g)：シリーズ最小。港湾部や、ベイトが小さい時の「喰わせ」モデル。
• モンスターショット 80S (30g)：ベイエリアから小規模サーフまで対応する「万能パイロット」モデル。
• モンスターショット 95S (40g)：シリーズの中核。特に40gモデルは、大遠投が求められる「サーフ（砂浜）」や「磯」でのスタンダード。
• モンスターショット 110S (50g)：ランカーシーバスや青物狙いの「パワー」モデル。
• モンスターショット 125S (60g)：対モンスター（ヒラマサ、マグロ類）用の「最終兵器」。

これら全てが、あらゆるレンジ（水深）で、多彩なアクションを演出できる設計となっています。

2. モンスターショットで何が釣れますか？（ターゲット）

「モンスターショットで何が釣れますか？」その答えは、シンプルに「フィッシュイーター（魚食魚）全般」です。このルアーの汎用性（はんようせい）は、淡水・海水を問いません。主なターゲットとしては、

• 青物：ブリ（イナダ、ワラサ）、ヒラマサ、カンパチ（ショゴ）、サワラ（サゴシ）
• シーバス（スズキ）：河口、サーフ、磯、港湾部など、あらゆる場所のシーバス
• フラットフィッシュ：ヒラメ、マゴチ
• その他：シイラ、カツオ、メッキ、ハタ類（ロックフィッシュ）、さらには大型のトラウト（ニジマス、アメマス）まで

これほどまでに多魚種に対応できる理由は、その「飛距離」でポイントを直撃し、ただ巻きの「S字アクション」から、ポッピング、スキッピング、フォールまで、あらゆる「誘い」が、一つのルアーで完結するからです。特に「青物」や「サワラ」といった、高速でベイトを追い回すターゲットに対して、その強波動とイレギュラーアクションは絶大な威力を発揮します。

3. モンスターショットとヘビーショットの違いは？

「モンスターショットとヘビーショットの違いは？」これは、DUELのルアーを選ぶ上で、非常に重要な戦略的分岐点です。どちらも「飛ぶ」ヘビーシンキングペンシルですが、その「役割」が全く異なります。

• モンスターショット：「アピール重視の可変アクション」
  ボディが太く、カップ状のヘッドが特徴。ただ巻きではワイド（幅が広い）なS字アクション。ロッド操作に機敏に反応し、水面での「ポッピング（スプラッシュ）」や、水面直下を跳ねる「スキッピング」も可能です。つまり、アングラーが「仕掛けて」魚を興奮させ、リアクションバイト（反射的なバイト）を誘発させるのが得意な「攻め」のルアーです。
• ヘビーショット：「ナチュラル重視の安定アクション」
  ボディが細身（スリム）で、リップレスミノーに近い形状。ただ巻きでは、モンスターショットよりも「タイト（幅が狭い）」で「安定」したS字軌道（あるいはロールアクション）を描きます。その泳ぎは、まさに本物のベイトフィッシュ。ロッド操作への反応はモンスターショットほどではなく、「ただ巻き」と「フォール（沈下）」で、ナチュラルに「喰わせる」ことに特化しています。「静」のルアーと言えるでしょう。

「派手にアピールして魚を寄せたい」ならモンスターショット、「静かに、ナチュラルに喰わせたい」ならヘビーショット、という使い分けが基本です。

4. 「モンスターショット 釣れない」の誤解を解く「使い方」

「モンスターショット 釣れない」と感じているアングラーは、このルアーが持つ「多彩な使い方」の一面しか試していない可能性があります。このルアーの真価は、その万能性にあります。

1. ただ巻き（基本）：キャスト後、狙いのレンジ（水深）まで沈め、あとはただ巻くだけ。自動的にワイドなS字を描き、強烈な波動とフラッシング（明滅）で魚にアピールします。まずは、この「ただ巻き」のスピードを（高速〜低速）変えることから試してください。
2. ワンピッチジャーク（リフト＆フォール）：ロッドをあおってルアーを跳ね上げ、沈下させる動作の繰り返し。青物やヒラメ、マゴチといった、ボトム（水底）や中層にいる魚に、リアクションバイトを誘発する最強のテクニックです。
3. ポッピング＆ダイブ：ロッドを立てて操作すれば、水面で「ボコッ」とスプラッシュを上げるポッパーのように使えます。水面を意識した青物やシーバスに絶大な効果を発揮します。
4. スキッピング：水面を「ピョン、ピョン」と跳ねさせるテクニック。ナブラ（魚の群れ）撃ちで、逃げ惑うベイトフィッシュを完璧に演出できます。

「釣れない」のではなく、その日の魚が「ただ巻き」を嫌い、「フォール」に反応しているだけかもしれません。「モンスターショット 使い方」の引き出しを増やすことが、釣果への最短距離です。

5. 「モンスターショットでオススメのカラーは？」（釣れるカラー戦略）

「モンスターショット おすすめカラー」や「釣れるカラー」の選び方は、シンプルに「2系統」で考えるのがベストです。それは「ナチュラル（リアル）系」と「アピール系」です。

• ナチュラル（リアル）系：HKS（キビナゴ）、HGR（アカキン）、HPI（ピンクイワシ）など。
  ベイトフィッシュ（イワシ、キビナゴ、アジなど）を模したリアルなカラー。水が澄んでいる（クリアウォーター）状況や、日中のデイゲーム、あるいはターゲットが特定のベイトに偏食している「マッチ・ザ・ベイト」攻略で最強の力を発揮します。
• アピール系：HKN（コノシロ）、HIW（イワシ）、HPIH（ピンクイワシホロ）、あるいはチャート系やピンク系。
  （※注：HKNやHIWはリアル系にも分類されますが、モンスターショットでは「強めのフラッシング（明滅）」を持つアピール寄りのカラーとされます）。
  光量が少ないマズメ時（朝・夕）、ナイトゲーム（夜釣り）、あるいは水が濁（にご）っている状況で、ルアーの「シルエット」と「フラッシング」を際立たせ、遠くの魚にも気づかせるためのカラーです。

まずは、ナチュラル系の「HKS（キビナゴ）」か「HPI（ピンクイワシ）」を「基準」の一色とし、マズメや濁り用にアピール系の「HGR（アカキン）」やチャート系を揃（そろ）えるのが、最も効率的なカラーローテーション戦略です。

【サイズ別】モンスターショット おすすめラインナップ5選

1. デュエル HARDCORE モンスターショット 65S (25g)

あなたが「モンスターショット 65」を探しているなら、それは「喰わせ」の戦略を求めている証拠です。このシリーズ最小モデル「65S（25g）」は、他のサイズが「パワー」を信条とする中、唯一「フィネス（繊細）」なゲームを展開するために生まれました。

あなたが、港湾部（ベイエリア）や小規模河川で、シーバスが「ハク（ボラの稚魚）」や「カタクチイワシ」といった、5cm〜7cmの「マイクロベイト」に狂っている状況を想像してください。80Sや95Sでは大きすぎて見切られる。しかし、ジグヘッドリグでは飛距離が足りない。その絶望的な「隙間（すきま）」を、この65Sが完璧に埋めます。

25gという自重は、シーバスロッド（L〜Mクラス）や、ライトショアジギングロッドで、ストレスなく遠投が可能。そして、水面直下を「ただ巻き」するだけで、小さなボディを激しくS字にくねらせ、小型ベイトが逃げ惑う「パニックアクション」を演出します。もちろん、ポッピングやリフト＆フォールも可能。

その「サイズ感」と「波動」は、シーバスだけでなく、メッキ、カマス、あるいは大型のアジやメバルまでもがターゲット。「モンスターショット 釣れない」と嘆く前に、ベイトのサイズを合わせる。その「答え」が、この65Sにあるかもしれません。あなたの「喰わせ」の引き出しを劇的に増やす、小さな巨人です。

2. デュエル HARDCORE モンスターショット 80S (30g)

「モンスターショット 80S（30g）」は、シリーズの中で最も「万能」であり、あらゆるフィールドの「パイロットルアー（最初の一投）」として、あなたのタックルボックスに常備すべき一本です。全長80mm、重さ30g。このスペックは、港湾部、河口、サーフ（砂浜）、小規模な磯（いそ）まで、オカッパリ（岸釣り）で遭遇する「ほぼ全てのシチュエーション」を、これ一本でカバーできる「黄金比」です。

シーバスロッド（ML〜MHクラス）で、誰もが快適に遠投でき、20gという自重が、強風下でも安定した飛行姿勢を約束します。「モンスターショット 使い方」で解説した、全てのテクニック—「ただ巻き（S字）」「ポッピング」「スキッピング」「リフト＆フォール」—を、最も高次元で、かつ最も「イージー」にこなせるのが、この80Sです。シーバス狙いでは、その強すぎない波動がスレた個体にも効き、青物（ショゴ、イナダ）狙いでは、そのハイピッチなアクションがナブラ（魚の群れ）を直撃します。

何が釣れるかわからない、初めてのフィールド。「モンスターショットで何が釣れますか？」—その答えの「全て」が、この80Sには詰まっています。あなたの「モンスターショット」という釣りを、この一本から始めてみてください。その圧倒的な汎用性（はんようせい）と「釣れる」実力に、あなたは驚愕（きょうがく）するはずです。

3. デュエル HARDCORE モンスターショット 95S (40g)

「モンスターショット40gの飛距離は？」—その答えは、「異次元」です。「モンスターショット 95S」には、サブキーワード「40g」が示す通り、アングラーの渇望（かつぼう）は、この「40g」モデルに集中しています。全長95mmにして、40gという超ヘビーウエイト。

これは、もはや「ルアー」ではなく「弾丸」です。空気抵抗を極限まで抑えたボディ形状と、固定重心（※注：モンスターショットは全サイズ固定重心です）がもたらす安定した飛行姿勢により、一般的なショアジギングロッド（M〜Hクラス）でフルキャストすれば、「100m超え」の飛距離も夢ではありません。あなたが、広大なサーフ（砂浜）や、断崖絶壁（だんがいぜっぺき）の磯（いそ）で、遥か沖の「潮目（しおめ）」や「ナブラ（魚の群れ）」を目の前にしているとします。

他の誰のルアーも届かない、あの「聖域（サンクチュアリ）」。そこを唯一、撃ち抜くことができるのが、このモンスターショット95S(40g)なのです。その「飛距離」は、シーバス、ヒラメ、マゴチ、そして「青物」や「サワラ」といった、沖を回遊する全てのターゲットを、あなたの射程圏内に収めます。ただ巻きでの強烈なS字アクションと、ボトム（水底）からのリフト＆フォール。遠くのポイントを「誰よりも早く」そして「誰よりも強く」攻めたいアングラーにとって、この一本は「必需品」です。

4. デュエル HARDCORE モンスターショット 110S (50g)

「モンスターショット 95S(40g)」のアピール力と飛距離を、さらに「一回り」スケールアップさせた、対ランカー（大型魚）専用モデル。それが「モンスターショット 110S（50g）」です。全長110mm、重さ50g。このルアーがターゲットにするのは、95Sでは「喰わせきれない」、あるいは「アピールが足りない」と感じる、大型のベイトフィッシュ（コノシロ、ボラ、大型イワシ）を偏食する、モンスタークラスの個体です。

110mmのボディが水面直下で描く、ワイド（幅が広い）で「ゆったり」としたS字アクションは、まさに瀕死（ひんし）の大型ベイトそのもの。その強烈な「水押し（波動）」と「フラッシング（明滅）」は、百戦錬磨（ひゃくせんれんま）のランカーシーバスや、大型青物（ワラサ〜ブリクラス）の捕食本能を、理屈抜きで刺激します。50gという自重は、ショアジギングロッド（MH〜Hクラス）でのフルキャストを前提としており、その飛距離は95S(40g)をも凌駕（りょうが）するポテンシャルを秘めています。

「モンスターショット 使い方」の基本である、水面での「ポッピング」や「スキッピング」においても、その大型ボディが「ボコン！」という、より重低音の「ポップ音」と、強烈な「スプラッシュ（水しぶき）」を生み出し、遠くの魚にまでその存在を猛烈にアピール。あなたの「自己記録」を更新するためだけに、タックルボックスに忍ばせておくべき、「覚悟」の一本です。

5. デュエル HARDCORE モンスターショット 125S (60g)

「モンスターショット」ファミリーの頂点に君臨する、最強の「怪物」。それが「モンスターショット 125S（60g）」です。全長125mm、重さ60g。このルアーを投げる時、アングラーが狙うのは、もはや「魚」ではありません。「モンスター」です。ヒラマサ、キハダマグロ（幼魚）、大型のブリ、あるいは磯（いそ）のランカーシーバス。

このルアーは、ショア（岸）から、あるいはオフショア（船）から、「規格外」の一匹を獲るためだけに設計されています。そのボディ内部には、大型魚の強烈なパワーにも決して屈しないよう、1.2mm径の「貫通ワイヤー」を搭載。さらに、ボディの肉厚も極限まで高められ、モンスターの強靭（きょうじん）な顎（あご）や歯にも耐えうる、最強の「耐久性」を誇ります。

60gの自重が叩き出す「飛距離」は、もはや説明不要。遥か彼方のナブラ（魚の群れ）を直撃し、ただ巻きでの強烈なS字アクション、あるいは水面を激しく「ポッピング＆ダイブ」させることで、モンスターの闘争本能（とうそうほんのう）に火をつけます。「モンスターショットで何が釣れますか？」—その問いの「限界」に挑戦したいアングラーだけが、このルアーを投げる資格を持ちます。あなたのショアジギングタックル、あるいはオフショアキャスティングタックルに、この「最終兵器」をセットした時、あなたの「夢」は「現実」へと変わるかもしれません。

まとめ：モンスターショットという「弾丸」で、あなたの限界を撃ち抜け

「モンスターショット」。その名は、アングラーの「限界」を突破するために生まれました。この記事では、デュエル（DUEL）が誇るこの革新的なルアーの「全貌」を、徹底的に解明してきました。「モンスターショット 釣れない」という悲しい「誤解」は、その「使い方」の引き出しの多さを知らなかっただけに過ぎません。「ただ巻き」「ポッピング」「スキッピング」「リフト＆フォール」。その全てが、あらゆる状況、あらゆるターゲット（青物、シーバス、ヒラメ）に対応するための「答え」だったのです。

我々は、「モンスターショットとヘビーショットの違い」という戦略的な分岐点を学び、「モンスターショット 種類」—65S, 80S, 95S, 110S, 125S—が、フィールドの状況に合わせていかに緻密（ちみつ）に設計されているかを知りました。「モンスターショット40gの飛距離」は、あなたの「射程距離」を確実に伸ばし、「おすすめカラー」は、あなたの「戦略」をより強固なものにします。

あなたのタックルボックスに、モンスターショットが加わる時。それは、単に一つのルアーが増えるということではありません。それは、あなたがこれまで「届かない」と諦（あきら）めていた、遥か沖のナブラ（魚の群れ）を撃ち抜く「弾丸」を手に入れること。あなたが「喰わせきれない」と嘆（なげ）いていた、スレた魚をリアクションで仕留める「切り札」を手に入れること。そして、あなたが「獲（と）れない」と恐れていた、「モンスター」に挑む「覚悟」を決めることなのです。さあ、あなたのフィールドに合った「モンスターショット」を選び、フルキャストしてください。あなたの「自己記録」という限界を、その一投で撃ち抜くために。