荒れ狂う外洋の波飛沫、強烈な潮の流れ、そして海中からロッドを絞り込む巨大な魚の暴力的な引き。そんな過酷なソルトウォーターゲームにおいて、アングラーが唯一頼れるのは手元のタックルだけです。ダイワのオフショアブランドとして長年愛されてきたキャタリナは、まさにそんな極限の状況下で真価を発揮するために生まれたシリーズです。フラッグシップモデルであるソルティガの心臓部を受け継ぎながら、装飾を削ぎ落とし、実用性能を極限まで高めたその姿は、多くの玄人アングラーを魅了してきました。
これからジギングやキャスティングゲームを始めようと考えている方、あるいはサブタックルとしてタフなリールを探している方にとって、キャタリナという選択肢は非常に魅力的です。しかし、モデルチェンジや後継機の登場により、その立ち位置やスペックの違いが分かりにくくなっているのも事実です。この記事では、キャタリナが持つ質実剛健な魅力と、後継機との関係性、そして今なお現場で輝き続ける名機たちの実力を余すところなくお伝えします。
- ソルティガ譲りの耐久性と防水性能を持ちながらコストパフォーマンスに優れる
- 後継機となるセルテートSWとの最大の違いはボディ剛性と設計思想にある
- 4500Hなどの大型番手はヒラマサやブリなどの青物狙いに最適なスペック
- キャタリナTWや15Hなどターゲットに特化した専用ベイトモデルも充実
- キャタリナの系譜と後継機、スペックの真実
- 現場で輝き続けるキャタリナシリーズおすすめ名機10選
- 1. 【オフショアの魂】[ダイワ(DAIWA)] スピニングリール 16 キャタリナ(2016モデル) 各種
- 2. 【飛びと剛性の融合】[ダイワ(DAIWA)] ベイトリール キャタリナ TW(右/左ハンドル)
- 3. 【ジギングの基本を極める】[ダイワ(DAIWA)] ベイトリール 19 キャタリナ(2019モデル)
- 4. 【旅するアングラーへ】[ダイワ(DAIWA)] ジギングロッド キャタリナ BJ AP(エアポータブル) 各種
- 5. 【深海を制する感度】[ダイワ(DAIWA)] スロージギングロッド キャタリナ SJ(0〜6番)
- 6. 【繊細かつ大胆に攻める】[ダイワ(DAIWA)] SLJロッド キャタリナ BJ AP 60LS-METAL
- 7. 【キャスティングもこなす万能手】[ダイワ(DAIWA)] SLJロッド キャタリナ BJ AP 610MS-METAL
- 8. 【ベイジギングの王道】[ダイワ(DAIWA)] ジギングロッド キャタリナ BJ・Y 62HB・Y
- 9. 【乗せ重視のソリッドティップ】[ダイワ(DAIWA)] ジギングロッド キャタリナ BJ・Y 63HB-S・Y
- 10. 【モンスターを狩る剛竿】[ダイワ(DAIWA)] ジギングロッド キャタリナ BJ・Y 62XHB・Y
- まとめ:キャタリナと共に、記憶に残る一匹を追い求めよう
キャタリナの系譜と後継機、スペックの真実
キャタリナを知る上で欠かせないのが、その立ち位置とライバル機種との比較です。ソルティガの弟分として誕生し、質実剛健を地で行くこのシリーズは、現在のラインナップでどのような位置にあるのでしょうか。以下の表は、16キャタリナと、その後継機とされる21セルテートSW、そして上位機種の22ソルティガを比較したものです。まずはこのスペック差から、キャタリナの特性を理解しましょう。
| 比較項目 | 16 キャタリナ 4500H | 21 セルテート SW 10000-H | 22 ソルティガ 10000-H |
|---|---|---|---|
| ボディ素材 | スーパーメタル(アルミ) | アルミ(モノコックボディ) | アルミ(フルメタルモノコック) |
| ローター素材 | ZAION | ZAION | アルミ |
| 防水性能 | マグシールド(メイン+ラインローラー) | マグシールド(メイン+ラインローラー) | マグシールド(完全武装) |
| 実用性・特徴 | 重厚な剛性感と耐久性 | 軽快な巻き上げとパワー | 圧倒的な剛性とトルク |
| 後継機の関係 | 現行ラインナップでは廃盤 | 実質的な後継機 | 上位互換 |
表からも分かる通り、キャタリナは金属ボディによる剛性を重視した設計でした。現在はセルテートSWがそのポジションを担っていますが、キャタリナ特有の重厚なフィーリングを好むファンは少なくありません。ここからは、具体的なスペックやターゲット、そしてシリーズごとの特徴を5つの視点で深掘りしていきます。
- 質実剛健を体現するキャタリナとは?ソルティガ譲りのタフネス
- 惜しまれつつ廃盤?キャタリナの後継機はセルテートSWという真実
- オフショアの覇者!キャタリナ4500Hのスペックと狙えるターゲット
- スロージギングの名機キャタリナ15Hで狙う底物の魅力と対象魚
- キャタリナTWが変えたロックフィッシュゲームの常識と可能性
1. 質実剛健を体現するキャタリナとは?ソルティガ譲りのタフネス
キャタリナというブランドを一言で表すなら「質実剛健」です。ダイワの最高峰オフショアスピニングリールであるソルティガと心臓部であるドライブギアや防水機構を共有しながら、ハンドルやスプールの装飾を簡素化することでコストダウンを図ったモデルです。「飾りはいらない、必要なのは強さだけ」というストイックなコンセプトは、船上でラフに扱われることの多いジギングやキャスティングゲームにおいて、アングラーから絶大な信頼を得てきました。
ブラックを基調とした無骨なデザインは、どんなロッドにもマッチし、使い込むほどに傷が勲章のように見えてくる独特のオーラを放ちます。マグシールドボールベアリングを搭載し、塩ガミによる回転不良を徹底的に排除。過酷な環境下でも初期性能を維持し続けるその耐久性は、まさに海の職人のための道具と言えるでしょう。見た目の派手さよりも、実釣での結果を求めるアングラーにこそ相応しいリールです。
2. 惜しまれつつ廃盤?キャタリナの後継機はセルテートSWという真実
多くのファンに愛された16キャタリナですが、現在は生産終了となり、そのポジションは「セルテートSW」に引き継がれました。「キャタリナの後継機は?」という疑問を持つ方は多いですが、ダイワの公式見解やスペックの変遷を見ると、セルテートSWが実質的な後継にあたります。セルテートSWはモノコックボディを採用し、キャタリナ以上の巨大なギアを搭載することで、パワーと軽さを高次元で両立させました。
しかし、キャタリナという名前が完全に消えたわけではありません。アングラーの中には「セルテートの軽快さよりも、キャタリナのどっしりとした金属感が好きだった」という声も根強く残っています。そのため、中古市場や流通在庫を探し求めるファンも多く、名機としての価値は今なお健在です。進化する技術を受け入れつつも、かつての名機が築いた信頼の歴史を知ることは、タックル選びの深みを増してくれるはずです。
3. オフショアの覇者!キャタリナ4500Hのスペックと狙えるターゲット
キャタリナシリーズの中で最も人気があり、オフショアジギングのど真ん中を担っていたのが「4500H」という番手です。現在のサイズ表記では8000番から10000番クラスに相当します。PE4号を300m、PE3号なら400m巻けるラインキャパシティを持ち、ブリやヒラマサ、カンパチといった大型青物を狙うジギングや、シイラやカツオを狙うキャスティングゲームに最適なスペックを誇ります。
ハイギア仕様である4500Hは、ジャカジャカ巻きやコンビネーションジャークなど、スピードで魚の捕食スイッチを入れるアクションが得意です。また、魚を掛けた後のファイトでも、高い回収能力で根に潜られるのを防ぎ、主導権を握ったままランディングへと持ち込めます。重さはありますが、その自重がロッドとのバランスを取り、ジャーク時の安定感を生み出します。まさに「獲るためのスペック」を凝縮した一台です。
4. スロージギングの名機キャタリナ15Hで狙う底物の魅力と対象魚
スピニングだけでなく、ベイトリールにおいてもキャタリナの名は轟いています。特に「キャタリナ15H」は、近海ジギングやスロージギングのエントリーから中級者まで幅広く支持されるモデルです。パーミングしやすいコンパクトなボディに、堅牢なアルミフレームを採用し、大型の根魚や青物の強烈な引きにもボディが歪むことなく対応します。
対象魚は幅広く、アカムツやクロムツといった中深海の高級魚から、マハタやクエなどの大型ロックフィッシュ、さらにはブリやサワラなどの青物までカバーします。レバーブレーキのような複雑な機構を持たず、シンプルに「巻く」「止める」という動作を突き詰めた設計は、スロージギング特有のフォールアクションや、ボトム付近でのネチネチとした誘いを快適にします。ハンドル1回転あたりの巻き取り量も最適化されており、ジグを意のままに操る喜びを教えてくれるリールです。
5. キャタリナTWが変えたロックフィッシュゲームの常識と可能性
バスフィッシングで培われた「TWS(T-ウイングシステム)」を搭載し、ソルトウォーターのハードな使用に耐えうる剛性をプラスしたのが「キャタリナTW」です。このリールの登場により、磯場からのロックフィッシュゲームや、ボートからのキャスティングゲームの快適性が劇的に向上しました。TWSによる圧倒的な飛距離は、これまで届かなかった沖のシモリ(根)を直撃することを可能にします。
さらに、ハイパーデジギアによる滑らかで力強い巻き心地は、海藻のジャングルから大型のアイナメやキジハタを強引に引きずり出す際に威力を発揮します。マグフォースZブレーキは、空気抵抗の大きいワームやリグでもバックラッシュを抑え、風の強い海辺でも安心してフルキャストできます。「飛び」と「強さ」を融合させたキャタリナTWは、ベイトタックルで海を制したいアングラーにとって、最強の武器となるでしょう。
現場で輝き続けるキャタリナシリーズおすすめ名機10選
ここからは、今なお現場で愛用され続け、Amazon等で流通在庫や状態の良い個体に出会える可能性のあるキャタリナシリーズの名機たちをご紹介します。最新モデルにはない独特のフィーリングや、特定の釣りに特化した設計は、あなたの釣りの幅を広げてくれるはずです。
手に入れるラストチャンスかもしれないこれらのアイテム、見つけたら即チェックすることをおすすめします。
- [ダイワ(DAIWA)] スピニングリール 16 キャタリナ(2016モデル) 各種
- [ダイワ(DAIWA)] ベイトリール キャタリナ TW(右/左ハンドル)
- [ダイワ(DAIWA)] ベイトリール 19 キャタリナ(2019モデル)
- [ダイワ(DAIWA)] ジギングロッド キャタリナ BJ AP(エアポータブル) 各種
- [ダイワ(DAIWA)] スロージギングロッド キャタリナ SJ(0〜6番)
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- [ダイワ(DAIWA)] ジギングロッド キャタリナ BJ・Y 63HB-S・Y
- [ダイワ(DAIWA)] ジギングロッド キャタリナ BJ・Y 62XHB・Y
1. 【オフショアの魂】[ダイワ(DAIWA)] スピニングリール 16 キャタリナ(2016モデル) 各種
ダイワのオフショアスピニングリールの歴史において、間違いなく「名機」として刻まれるのがこの16キャタリナです。漆黒のボディに身を包み、過剰な装飾を排したその姿は、機能美の極致とも言えます。メインシャフトにはマグシールド、ラインローラーにはマグシールドボールベアリングを搭載し、海水の侵入を鉄壁の守りでブロック。数年使い込んでも回転性能が落ちにくいという実績が、多くのアングラーから支持される理由です。
ATD(オートマチックドラグシステム)は、大型魚の強烈な突っ込みに対しても滑らかに追従し、ラインブレイクを防ぎながら魚の体力を奪います。現行のセルテートSWと比較すると重量感はありますが、その重みがジギングのリズムを作り出し、大物とのファイトでは安心感に変わります。3500番から6500番まで幅広いラインナップがあり、近海のライトジギングから遠征のGTゲームまで対応。質実剛健な道具で真っ向勝負を挑みたい方に、ぜひ手にしてほしい一台です。
2. 【飛びと剛性の融合】[ダイワ(DAIWA)] ベイトリール キャタリナ TW(右/左ハンドル)
磯やボートから、ハタ類やアイナメなどのロックフィッシュを狙うために生まれた、革新的なベイトリールです。最大の特徴は、ダイワ独自のレベルワインドシステム「TWS」を搭載していること。クラッチを切るとT字型のレベルワインドが起き上がり、ライン放出時の抵抗を激減させます。これにより、太いフロロカーボンラインを使っても驚くほどの飛距離を叩き出し、竿抜けポイントへのアプローチを可能にします。
ボディは高剛性のスーパーメタルフレームで構成されており、ゴリ巻きで魚を根から引き剥がすパワーファイトも余裕でこなします。ハンドルノブは濡れた手でも滑りにくいEVAノブを採用し、実釣での使い勝手も抜群です。ロックフィッシュだけでなく、ボートシーバスや青物のキャスティングゲームにも流用できる汎用性の高さも魅力。タフで飛ぶベイトリールを探しているなら、このキャタリナTWが最適解となるでしょう。
3. 【ジギングの基本を極める】[ダイワ(DAIWA)] ベイトリール 19 キャタリナ(2019モデル)
近海ジギングやスロージギングにおいて、「信頼できる道具」とは何かを教えてくれるのが19キャタリナです。15Hという番手は、PE2号から3号クラスのラインを使用するスタンダードなジギングにベストマッチ。アルミフレームによる堅牢なボディは、ジャーク時のたわみを抑え、アングラーの入力した力をダイレクトにジグへと伝えます。これにより、水深100m以深でもキレのあるアクションを演出できます。
スプール交換が容易な構造になっており、高切れなどのトラブル時や、ライン号数を変えたい時にも素早く対応可能。遠心ブレーキを搭載しているため、ちょっとしたキャストで広範囲を探ることもできます。高級感のある見た目とは裏腹に、中身は徹底的に実戦仕様。マダイ、青物、根魚と、海中のあらゆるターゲットを相手にできる頼もしい相棒です。これから本格的にジギングを始めたい方の最初の一台としても強くおすすめできます。
4. 【旅するアングラーへ】[ダイワ(DAIWA)] ジギングロッド キャタリナ BJ AP(エアポータブル) 各種
「最高のポイントは、いつも遠くにある」そんな遠征派アングラーのために開発されたのが、キャタリナBJ AP(エアポータブル)です。本格的なベイジギングロッドの性能をそのままに、携帯性に優れたマルチピース(2ピース)設計を採用。飛行機やコンパクトカーでの移動時にも邪魔にならず、スマートにフィールドへ向かうことができます。
継ぎ目を感じさせない美しいベンディングカーブ(曲がり)は、V-ジョイント技術の賜物。大物が掛かってもスムーズに力が伝わり、バットパワーでしっかりと魚を浮かせます。ライトジギングからスーパーライトジギング(SLJ)まで対応する幅広い番手が揃っており、自分のスタイルに合わせて選べるのも嬉しいポイント。旅先での予期せぬ大物との出会いを、このロッドがドラマチックに演出してくれます。メインロッドとしてはもちろん、遠征用のサブロッドとしても非常に優秀な一本です。
5. 【深海を制する感度】[ダイワ(DAIWA)] スロージギングロッド キャタリナ SJ(0〜6番)
スロージギングに求められる「反発力」と「感度」を高次元で融合させた専用ロッドです。高反発なブランクスは、ジグを跳ね上げすぎず、かつ殺しすぎない絶妙なアクションを生み出します。ロッドを曲げてファイトするのではなく、ロッドの反発力を活かしてジグを操り、リールのパワーで魚を寄せるスロージギングの基本動作を忠実にサポートしてくれます。
0番から6番までのパワーランクが用意されており、浅場の根魚狙いから、水深300mを超える中深海のアカムツ、さらには大型カンパチ狙いまで、あらゆるシチュエーションをカバーします。ティップから手元に伝わる情報の多さは特筆もので、潮流の変化や魚の追尾を敏感に感じ取ることができます。フラッグシップモデルに迫る性能を持ちながら、手に取りやすい価格帯を実現したキャタリナSJは、スロージギングの世界をより深く、より身近なものにしてくれるでしょう。
6. 【繊細かつ大胆に攻める】[ダイワ(DAIWA)] SLJロッド キャタリナ BJ AP 60LS-METAL
近年爆発的な人気を誇るスーパーライトジギング(SLJ)に特化した、エアポータブルモデルです。最大の特徴は、穂先に採用された「メタルトップ」です。金属素材ならではの驚異的な感度は、イサキやマダイの微細なアタリも逃さず手元に伝達します。視覚的にもティップの震えでアタリを捉えることができるため、掛けるまでのプロセスが非常に楽しいロッドです。
60LSというレングスは取り回しが良く、カヤックフィッシングやプレジャーボートでの使用にも最適です。軽量ジグを意図通りに動かせる操作性を持ちながら、不意にヒットする大型青物にも対応できるバットパワーを秘めています。繊細なティップで食わせ、強靭なバットで寄せる。SLJの醍醐味を存分に味わえる、高感度テクニカルロッドの決定版です。
7. 【キャスティングもこなす万能手】[ダイワ(DAIWA)] SLJロッド キャタリナ BJ AP 610MS-METAL
同じくSLJモデルですが、こちらは少し長めの6フィート10インチ、パワーもM(ミディアム)に設定されています。このレングスとパワーが活きるのは、ジグをキャストして広範囲を探る「キャスティング鯛ラバ」や、ナブラ撃ちのシーンです。メタルトップの感度はそのままに、少し重めのジグやタイラバを背負えるため、水深のあるエリアや潮の速いポイントでも活躍します。
ロングレングスは、魚を掛けた後のタメが効きやすく、バラシを軽減する効果もあります。特にマダイの特有の叩くような引きや、青物の急な突っ込みに対しても、ロッド全体が追従して衝撃を吸収してくれます。一本でSLJからライトなキャスティングゲームまで幅広くこなしたい欲張りなアングラーにとって、これ以上ない相棒となるでしょう。
8. 【ベイジギングの王道】[ダイワ(DAIWA)] ジギングロッド キャタリナ BJ・Y 62HB・Y
近海のベイジギングにおいて、最もスタンダードで扱いやすいのがこの62HB・Yです。チューブラー穂先を採用しており、ジグをキビキビとアクションさせる操作性に優れています。タチウオやシーバス、中型青物などをターゲットに、ワンピッチジャークでリズミカルに誘う釣りに最適です。
「H(ヘビー)」という表記ですが、ガチガチの硬さではなく、負荷がかかると素直に曲がり込む粘り強さを持っています。ダイワ独自の補強構造「X45」により、ネジレに対する剛性が高く、フッキングやファイト時のパワーロスを防ぎます。クセのない調子は、初心者から上級者まで誰が使っても扱いやすく、ベイジギングの基本を学ぶのにも最適な一本です。
9. 【乗せ重視のソリッドティップ】[ダイワ(DAIWA)] ジギングロッド キャタリナ BJ・Y 63HB-S・Y
タチウオやマダイなど、捕食が下手な魚や、活性が低くショートバイトが多発する状況で威力を発揮するのが、このソリッドティップモデルです。穂先に「メガトップ」という高強度ソリッドを採用しており、魚が違和感を感じて吐き出す前に、しなやかに追従してフッキングへと持ち込みます。
「S」が示す通り、オートマチックに魚を乗せる能力に長けており、アングラーが積極的に掛けに行かなくても、ロッドが勝手に仕事をしてくれる感覚を味わえます。ジグをあまり跳ねさせない、角のないナチュラルなアクションを演出できるため、スレた魚にも効果的。食い渋りの切り札として、タックルボックスに忍ばせておきたい一本です。
10. 【モンスターを狩る剛竿】[ダイワ(DAIWA)] ジギングロッド キャタリナ BJ・Y 62XHB・Y
ベイジギングシリーズの中で最強のパワーを誇るのが、この62XHB・Yです。ターゲットはズバリ、10kgクラスのブリやヒラマサ、そして深場の根魚です。200gを超えるジグもしっかりとシャクることができ、激流エリアやディープエリアでのドテラ流しにも対応します。
強靭なバットパワーは、魚に主導権を渡すことなく、強引に根から引き剥がすファイトを可能にします。しかし、ただ硬いだけの棒ではなく、負荷に応じてしっかりと曲がる設計になっているため、アングラーへの負担も軽減されています。「ベイジギングロッドでは不安だが、ヘビータックルは重すぎる」というシチュエーションで、このロッドの軽快さとパワーのバランスが最強の武器となります。
まとめ:キャタリナと共に、記憶に残る一匹を追い求めよう
キャタリナというシリーズは、単なる道具の枠を超え、アングラーの挑戦を支える「魂」のような存在です。最新のテクノロジーを搭載した後継機が登場しても、その堅牢なボディと無骨なスタイルが放つ魅力は色褪せることがありません。むしろ、使い込むほどに手に馴染み、信頼関係が深まっていく感覚は、このリールならではの喜びです。
もし運良く市場でキャタリナに出会えたなら、それはあなたの釣り人生をより豊かにするチャンスかもしれません。荒波を乗り越え、深海を探り、まだ見ぬ巨大魚と対峙する。そんなドラマチックな瞬間に、質実剛健なキャタリナは最高のパートナーとして寄り添ってくれるはずです。さあ、信頼できるタックルを手に、大海原へ漕ぎ出しましょう。最高の感動が、あなたを待っています。
