シーバスフィッシングにおいて、「77mm」というスタンダードサイズでは反応しない、あるいは、春先のマイクロベイトやバチ抜けパターンで、ルアーの存在感が強すぎて見切られてしまう。そんな、ハイプレッシャーな現代のフィールドで、「あと一歩」が届かないもどかしさを感じたことはありませんか。
その難攻不落の「隙間」を埋め、スレきった魚の口をこじ開ける「食わせの切り札」、それがタックルハウスの「ローリングベイト66」です。この66mmという絶妙なサイズ感に、伝説のルアー「ローリングベイト」シリーズの「釣れる」DNAを凝縮。そのインプレッションは、多くのアングラーから絶大な支持を集めています。しかし、いざ手にしようとすると、その使い方、フックサイズ、そして兄貴分である77、弟分の55や48と、どう使い分けるべきか。最強カラーは一体どれなのか。
この記事では、そんなあなたのあらゆる疑問に答え、ローリングベイト66が「フィネス・スタンダード」と呼ばれる理由を、徹底的に解剖していきます。
- ローリングベイト66(12g)のインプレ:「食わせ」に特化したアクション
- 釣果を左右する標準フック(#10)の重要性とチューニング
- 兄弟モデル(48, 55, 77)との明確なサイズ・重さの使い分け
- シーバス、メバル、チヌに効く!おすすめ最強カラー戦略
ローリングベイト66の核心:インプレとサイズ比較
- ローリングベイト66 インプレ:なぜ「食わせの切り札」なのか?
- ローリングベイト66のフックサイズと交換の是非
- ローリングベイト77(スタンダード)との決定的な違い
- ローリングベイト55 / 48(フィネス)との違い
- 66 ヘビー / SSSモデルは? レンジと使い方
1. ローリングベイト66 インプレ:なぜ「食わせの切り札」なのか?
「ローリングベイト66」が「食わせの切り札」と呼ばれる理由は、その絶妙なスペック(全長66mm、自重12g)と、唯一無二のアクションにあります。まず、ローリングベイトシリーズ共通の最大の特徴である「タイトなローリング(回転)アクション」。一般的なルアーが「ブルブル」と強く泳ぐ(ウォブリング)のに対し、ローリングベイトは、背中のリップで水を受け、ボディをほとんど振らずに「クルクル」と身をよじります。
この「波動を抑えた、極めてナチュラルな泳ぎ」が、スレた魚に警戒心を抱かせません。そして、66mmというサイズ感。スタンダードな77mmではアピールが強すぎ、かといって55mmでは飛距離やアピール力が足りない、という状況に完璧にマッチします。特に、春先のバチ抜けパターンや、小型のイワシ、イナッコ(ボラの子)といったマイクロベイトを偏食しているシーバスに対し、そのインプレッションは絶大。
「77では反応がなかったのに、66に変えた途端に連発した」という声は、このルアーの実力を何よりも雄弁に物語っています。LクラスからMLクラスのシーバスタックルで、ストレスなく十分な飛距離を稼げる12gという自重も、その汎用性を高めている大きな要因です。
2. ローリングベイト66のフックサイズと交換の是非
ローリングベイト66の性能を100%引き出す上で、フックサイズは極めて重要な要素です。このルアーは、その繊細なアクションバランスの上に成り立っています。ローリングベイト66に標準装備されているフックサイズは、「#10(10番)」のトレブルフック(3本針)が2つです。この「#10フック×2個」の総重量こそが、66mmボディであの絶妙なタイトローリングアクションと、安定したフォール姿勢を生み出すための「鍵」なのです。
インプレッションの中には、「フックが小さい」「不意の大物で伸ばされた」という声から、フック交換(フックチューン)を試みるものもあります。しかし、むやみにフックサイズを大きくしたり(#8など)、重くしたりすると、ルアーの重量バランスが崩れ、アクションが死んでしまい、全く泳がない「ただの鉛の塊」になってしまう可能性が非常に高いです。
もし、強度を上げたい場合でも、標準の#10サイズの中で、より太軸で強靭なフック(例:STX-45など)を選ぶなど、フック1個あたりの「重量」を、標準フックに限りなく近づける努力が不可欠です。まずは標準セッティングで、このルアーが持つ「食わせ」の動きを体感することが、釣果への最短ルートです。安全な釣りを楽しむため、フック交換時は必ずプライヤーを使用し、怪我に十分注意しましょう。全日本釣り産業振興会も推奨する安全対策を確認し、安全第一で作業を行ってください。
3. ローリングベイト77(スタンダード)との決定的な違い
「ローリングベイトのおすすめサイズは?」と聞かれたら、まず「77」を挙げるアングラーは多いでしょう。ローリングベイト77(77mm/15g)は、シーバスルアーにおける「万能スタンダード」です。飛距離(15gながら驚異的に飛ぶ)、アピール力、アクションの安定性、全てが高次元でまとまっています。
では、66との決定的な違いは何か。それは、「アピールの強さ」と「得意な状況」です。77は、広範囲から魚を寄せる「サーチ能力」に優れ、パイロットルアー(最初の一投)として最適です。一方、66(66mm/12g)は、77よりも波動が弱く、シルエットも小さいため、より「フィネス(繊細)」な状況、すなわち「食わせ」に特化しています。
77を投げて反応がない、あるいは、アタリはあるのに乗らない(ショートバイト)時、ベイトフィッシュが明らかに小さい時、プレッシャーが高い激戦区。そんな「77では強すぎる」と感じる場面で、66のナチュラルなアピールが、スレた魚の最後の警戒心を解き、口を使わせるのです。77を「軸」とし、66を「切り札」として使い分ける。それが、ローリングベイト戦略の基本です。
4. ローリングベイト55 / 48との違い(フィネスモデル)
「ローリングベイト55」(55mm/8g)や「ローリングベイト48」(48mm/5g~3.5g)は、ローリングベイトシリーズにおける「究極のフィネス」モデルです。これらのモデルは、シーバスフィネスというよりも、主に「ライトゲーム(メバル、アジ、カサゴなど)」をメインターゲットとして設計されています。使用するタックルも、UL(ウルトラライト)~L(ライト)クラスのアジング・メバリングロッドが前提となります。一方、ローリングベイト66(12g)は、ライトゲームタックルではややオーバースペックですが、Lクラス~MLクラスの「シーバスタックル」で、ストレスなく快適に扱える「最軽量」モデルという位置づけです。つまり、55や48が「ライトゲームの主役」であるのに対し、66は「シーバスゲームのフィネス担当」なのです。もちろん、66で大型メバルを狙ったり、55でシーバス(セイゴクラス)を狙ったりすることも可能ですが、タックルバランスとアピール力の観点から、この棲み分けを理解しておくことが重要です。
5. ヘビー / SSSモデルは? 66のレンジと使い方
ローリングベイトシリーズには、スタンダードなシンキング(S)モデルの他に、ヘビー(H)モデルや、スーパースローシンキング(SSS)モデルが存在するサイズがあります(例:77SSS、48SSSなど)。では、「ローリングベイト66ヘビー」や「66SSS」は存在するのでしょうか。現行(2025年時点)の主なラインナップにおいて、66mmは「12gのシンキングモデル」が主流であり、専用のヘビーやSSSモデルは、スタンダードなラインナップとしては確立されていません(※限定モデルなどを除く)。
しかし、この「12g」という設定こそが、ローリングベイト66の万能性を支えています。使い方は、ただ巻きとリフト&フォール。ただ巻きでは、カウントダウン(沈める秒数を数える)次第で、水面直下からボトム(海底)まで、あらゆるレンジ(水深)を攻略可能です。
また、12gという自重は、ボトムでのリフト&フォールでも、操作感を失わずに、ヒラヒラとローリングしながら沈む「食わせのフォール」を演出できます。特定のレンジに特化したSSSやヘビーモデルがなくとも、この12gのスタンダードモデル一つで、シャローからディープまで幅広く対応できる。それこそが、66が持つ高い汎用性の証なのです。
釣果直結!ローリングベイト おすすめラインナップ
- ローリングベイト 最強カラー/66 おすすめカラー
- タックルハウス ローリングベイト 66
- タックルハウス ローリングベイト 77
- タックルハウス ローリングベイト 55
- タックルハウス ローリングベイト 48
1. ローリングベイト 最強カラー/66 おすすめカラー
ローリングベイト66の「食わせ」の性能を、さらに引き出すのが「カラーセレクト」です。「最強カラー」や「釣れるカラー」は、状況によって変わりますが、揃えておくべき「必釣」の系統が存在します。まず、66mmというフィネスなサイズ感が最も活きる、マイクロベイトパターンやハイプレッシャーな港湾部において、絶対に外せないのが「クリア系」。
「No.10 クリア」や「No.16 クリア・レッドベリー」、「No.SH-1 HGシラス」などは、シルエットをぼかし、スレきったシーバスやメバルに最強の「食わせ」能力を発揮します。常夜灯周りでは、もはや「エサ」と言っても過言ではありません。次に、ナイトゲームや濁り潮で威力を発揮するのが「グロー(夜光)・ケイムラ(紫外線発光)系」。
「No.19 ゴースト・グローヘッド」や「No.22 ケイムラ・シラス」などは、暗闇の中でぼんやりと光り、魚にルアーの存在を気づかせます。アピール力とナチュラルさを両立した人気カラーです。そして、朝夕のマズメ時や、ベイトフィッシュ(小イワシなど)を捕食している状況では、アピール力の高い「パールチャート」(例:No.13 チャートバック・オレンジベリー)や、「アカキン」(No.4)、「イワシ」系(No.1)も効果的。
これらの「クリア系」「グロー/ケイムラ系」「アピール系」の3系統を、その日の天候、水色、時間帯に合わせてローテーションすること。それこそが、ローリングベイト66で釣果を最大化するための「最強のカラー戦略」です。
2. タックルハウス(TackleHouse) ルアー ローリングベイト 66
「ローリングベイト77ですら、見切られる」。春先のハク(ボラの稚魚)や、アミ、シラスといった、極小のベイトフィッシュに、ターゲットが偏食している。そんな、現代のルアーフィッシングにおける最も困難な「マイクロベイトパターン」を攻略するために生まれたのが、この「ローリングベイト 66」です。全長66mm、自重は12g。
77mm(15g)よりも一回りコンパクトなシルエットと、より微細なローリングアクションは、スレきったシーバスの最後の理性を崩壊させる「食わせ」の最終兵器です。そのインプレッションは、「77では反応がなかったのに、66に変えた途端に連発した」「バチ抜けパターンでも最強」といった、絶賛の声に溢れています。
12gという自重は、L(ライト)クラスやML(ミディアムライト)クラスのシーバスタックルでも、ストレスなく十分な飛距離を稼ぐことが可能。ただ巻きでのスローな誘いはもちろん、その絶妙なサイズ感は、港湾部の「岸壁ジギング」のような、垂直方向のリフト&フォールでも威力を発揮します。
推奨フックは#10。この繊細なバランスが、タフな状況を打破する鍵です。「77」というスタンダードに加え、この「66」というフィネスな選択肢を持つこと。それが、ハイプレッシャーなフィールドで、他のアングラーと差をつけるための、最もインテリジェントな戦略です。
3. タックルハウス(TackleHouse) ルアー ローリングベイト 77
ローリングベイト66の性能を理解する上で、比較対象として絶対に欠かせないのが、兄貴分であり、シーバスルアーの「伝説」でもある「ローリングベイト 77」です。全長77mm、自重15g。このスペックは、シーバスフィッシングにおける「万能スタンダード」として、完璧なバランスを誇ります。港湾部、河川、干潟、サーフ、小磯。あなたのホームフィールドがどこであれ、このローリングベイト77は、必ずや一軍ルアーとして活躍してくれます。
15gという自重からは信じられないほどの圧倒的な飛距離は、これまで届かなかった沖のポイントを射程圏内に収めます。そのインプレッションで共通して語られるのは、「15gという重さからは信じられないほど飛ぶ」「飛行姿勢が安定しており、逆風でも失速しにくい」という賞賛の声です。そして、そのアクション。
ただ巻きするだけで、ローリングベイトの代名詞である「タイトローリングアクション」を発生。この「泳ぎすぎない」ナチュラルな波動が、スレきったランカーシーバスの警戒心を解き、バイトへと持ち込みます。ローリングベイト66は、この「77」という絶対的な基準が存在するからこそ、「よりフィネスな状況」を攻略するための戦略的な一手として、その価値が際立つのです。「77」で探り、「66」で食わせる。このローテーションこそが、ローリングベイトシリーズの真骨頂と言えるでしょう。
4. タックルハウス(TackleHouse) ルアー ローリングベイト 55
「ワームのナチュラルさ」と、「プラグの飛距離・アピール力」。ライトゲームアングラーが抱く、この相反する二つの願いを、高次元で両立させたのが、この「ローリングベイト 55」です。全長55mm、自重8g。このスペックは、メバリングロッドやアジングロッドといった、繊細なライトタックルで扱うのに、まさに完璧なバランス。
8gという自重は、55mmという小さなシルエットからは信じられないほどの飛距離を生み出し、ワームリグでは決して届かなかった、沖の潮目や、沈み根のピンスポットを直撃することを可能にします。そして、そのアクション。ただ巻きするだけで、ローリングベイトの代名詞である「タイトなローリング(回転)アクション」を発生。
この「波動を抑えた、極めてナチュラルな泳ぎ」こそが、スレきった大型メバルや、港湾部のシーバス(セイゴ・フッコクラス)、あるいは警戒心の強いチヌ(クロダイ)の警戒心を解き、バイトへと持ち込む最大の武器なのです。ローリングベイト66(12g)では、まだ重すぎる・アピールが強すぎると感じる、より繊細な状況。その「最後の隙間」を埋めるのが、この55mmです。
5. タックルハウス(TackleHouse) ルアー ローリングベイト 48
「ローリングベイト55ですら、大きい」。アミやシラスといった、数ミリ単位のプランクトンや稚魚をメバルが偏食している。そんな、ルアーフィッシングにおける最も困難な「マイクロベイトパターン」を攻略するために存在する、究極のフィネスモデルが「ローリングベイト 48」です。全長48mm、自重4.5g(シンキング)と3.5g~3.6g(SSS/SSモデル)。
55mm(8g)と比較しても、そのサイズ感と重さは、まさに別次元。アジングやメバリング専用のUL(ウルトラライト)クラスのタックルでの使用が前提となります。そのインプレッションは、「アミパターン最強」「ワームより釣れる」「反則だ」といった、熱狂的な声に満ちています。48mmの小さなボディが生み出す「超微細ローリング」は、スレきった大型メバルにも、全く警戒心を与えることなく口を使わせます。
5gのシンキングモデルは、飛距離を稼ぎつつ、ボトム(海底)や中層を。SSS(スーパースローシンキング)リップレスモデルは、水面直下を漂うアミやシラスを完璧に演出し、水面を意識したメバルのライズ(捕食)を直撃します。「66」ですら反応しない、究極のセレクティブな状況。その最後の扉をこじ開けるのが、このローリングベイト48なのです。
まとめ:ローリングベイト66で、スレた魚を「食わせる」快感を
TACKLE HOUSE 公式ローリングベイト66というキーワードから始まったあなたの探求は、このルアーが単なる「77の小型版」ではなく、タックルハウスが誇る「ローリングベイト」の釣れるDNAを、現代のハイプレッシャーなシーバスフィールドに最適化させた、「戦略的フィネス・スタンダード」であることを明らかにしたのではないでしょうか。
この記事では、ローリングベイト66のインプレッションで絶賛されるその「食わせ」の能力、釣果を左右するフックサイズ(#10)の重要性、そして兄貴分である77、弟分の55や48との明確な違いと使い分けについて徹底的に解説しました。最強カラーの選び方も、あなたの戦略をさらに深めるヒントとなったはずです。
今、あなたのアクションプランは明確です。それは、ご自身のタックルボックスに、万能な「77」と並べて、この「食わせ」の「66」を加えること。そして、ベイトが小さい時、プレッシャーが高い時、あるいはバチ抜けパターンで、このルアーを信じて投げ込むことです。
このルアーを手にした未来、あなたはもう、ハイプレッシャーなフィールドで「どうせ食わない」と諦めるアングラーではありません。他のアングラーが沈黙する中で、一人だけ、スレたシーバスを「食わせる」快感を知った、テクニカルなゲームの主役となっているはずです。
