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ルアー

ララペン165F徹底インプレ!大物を獲る魔法

ショアからのキャスティングゲームで、10kgを超えるブリやヒラマサ、あるいはマグロ。そんな夢のような「モンスター」を本気で獲りたいと願うアングラーが、最終的に辿り着くルアーがあります。

それが、JUMPRIZEの「ララペン165F」です。その圧倒的な存在感と実績は、多くの大物アングラーのインプレで証明されています。しかし、いざ手にしようとすると、ララペン165Fの正確な重さや、その性能を100%引き出すためのフックサイズとセッティングは?弟分であるララペン150Fとどう使い分けるのか。

そもそも「ララペン」の素材は何なのか。超フルメッキやギンギラメッキといった人気カラーは本当に釣れるのか。そして、このルアーの真価である飛距離は一体どのくらいなのか。

この記事では、そんなあなたのあらゆる疑問に、JUMPRIZEのルアー戦略全体を俯瞰しながら、徹底的にお答えしていきます。

  • ララペン165Fの正確な重さ(53g)と驚異的な飛距離インプレ
  • 釣果を左右する最重要項目:推奨フックサイズとセッティング
  • ララペンシリーズ(125F・150F・165F)の明確な使い分け
  • 超フルメッキなど人気カラーの威力とルアーの素材

ララペン165Fの真価と「対大物」戦略

  1. ララペン165Fの正確な重さと「ララペンの素材」
  2. ララペン165Fの飛距離は?インプレで見る実力
  3. 最重要:ララペン165Fのフックサイズとセッティング
  4. ララペン150Fとの決定的な使い分け
  5. 人気カラー「超フルメッキ」「ギンギラメッキ」の威力

1. ララペン165Fの正確な重さと「ららぺんの素材」

ララペン165Fのスペックを理解する上で、まず知っておくべきはその重さです。公式スペックでは、フックやリングを含まない「本体重量」が53gとされています。これに後述する推奨フック(#2/0クラス)を装着すると、総重量は60gを超えてきます。

この重量は、生半可なタックルでは到底扱うことができません。PEライン4号以上、リーダー80lb以上といった、本格的なショアジギング・プラッギングタックルでの使用が前提となります。そして、この重量級ボディを支える「ララペンの素材」は、ウッド(木)ではなく、高強度のABS樹脂です。

JUMPRIZEは、あえてABS素材を選ぶことで、ウッドでは不可能な内部の複雑なリブ構造や、高性能な重心移動システムの搭載を可能にしました。さらに、1.6mm厚の貫通ワイヤーシステムを採用しており、磯のヒラマサやオフショアのマグロ類による破壊的なパワーにも耐えうる、強靭な耐久性を実現しています。

2. ララペン165Fの飛距離は?インプレで見る実力

ララペン165Fのインプレッションで、全てのアングラーが口を揃えて賞賛するのが、その「驚異的な飛距離」です。全長165mm、総重量60gを超えるボディが、なぜそれほどまでに飛ぶのか。その秘密は、JUMPRIZE独自の重心移動システムと、空気抵抗を極限まで抑えた流線形のボディデザインにあります。

キャストの瞬間、内蔵された大型タングステンウェイトがボディ後端まで瞬時に移動。これにより、ルアーは一切ブレることなく、まるでロケットのように安定した飛行姿勢で空を切り裂きます。多くのインプレで「PE4号以上の太いラインでも100m近い飛距離が出る」「逆風をものともしない」と評価される通り、その飛行性能は同クラスのダイビングペンシルの中でも間違いなくトップクラスです。

この絶対的な飛距離のアドバンテージが、他のアングラーが決して届かない、遥か沖のナブラや潮目を直撃し、プレッシャーのかかっていない「夢の一匹」との遭遇率を劇的に高めてくれるのです。

3. 最重要:ララペン165Fのフックサイズとセッティング

ララペン165Fの性能を100%引き出す上で、フックサイズとフックセッティングは、ルアーの泳ぎそのものを左右する「最重要項目」です。このルアーは、フック込みの総重量が約60g~63gになることを前提に、その浮力とアクションが設計されています。

メーカーが推奨する標準フックセッティングは、「JUMPRIZE トレブルMMH #2/0(1個あたり約4.6g)」または「オーナー ST-66 #2/0(1個あたり約4.8g)」を、ベリー(腹)とテール(尾)に1つずつ装着するパターンです。これにより、ルアーは理想的な浮き姿勢と、キビキビとしたアクションレスポンスを手に入れます。

もしフックが軽すぎると、ルアーが水面を滑ってしまい、うまくダイブ(潜行)しなくなります。逆に重すぎると、アクションが鈍重になり、本来のS字スライドアクションが失われ、最悪の場合沈んでしまいます。まずはメーカー推奨セッティングを厳守すること。それがララペン165Fを使いこなし、大物を仕留めるための、最も確実で、最も重要な第一歩となります。

4. ララペン150Fとの決定的な使い分け

ララペン165Fを検討する際、必ず比較対象となるのが、弟分でありスタンダードモデルの「ララペン150F」です。この二つの使い分けこそが、JUMPRIZEの青物戦略の鍵となります。まず「ララペン150F」(150mm、本体43g)は、ショア青物ゲームの「標準機」。PE3号~4号クラスのタックルで扱いやすく、アピール力と操作性のバランスが最も高い次元でまとまっています。

一方、「ララペン165F」(165mm、本体53g)は、明確な「ハイアピールモデル」です。その使い時は、(1)ベイトフィッシュがサンマやダツ、シイラの子など大型である時、(2)海が荒れており、150Fではルアーの存在が波に消されてしまう時、(3)より遠くのポイントを、より強い波動で攻めたい時です。

タックルもPE4号~5号クラスが必要となり、アングラーにも相応の体力を要求しますが、そのアピール力は150Fの比ではありません。150Fを基本とし、状況が「より強く、より大きく」を求めた時に投入する決戦兵器。それが165Fの立ち位置です。

5. 人気カラー「超フルメッキ」「ギンギラメッキ」の威力

ララペン165Fの人気カラーの中でも、特に「超フルメッキ」や「ギンギラメッキ」といったメッキ(蒸着メッキ)系カラーは、異常なまでの人気を誇ります。その理由は、他のホログラムや塗装では到底再現不可能な、生々しいまでの「光の反射」にあります。

晴天の日中、澄んだ潮の中で、このメッキカラーがS字スライドアクションを起こすたび、水中で「ギラッ!ギラッ!」と強烈なフラッシングを発生させます。この光の明滅は、まさにパニック状態に陥ったベイトフィッシュの鱗が剥がれ落ちる様そのもの。深場に潜む青物に対しても、その存在を強烈にアピールし、捕食本能を理性を超えて刺激します。

もちろん、ナチュラルな「リアルイワシ」や、マズメ時や濁り潮に強い「サンライズチャート」なども必須カラーですが、このメッキ系カラーは「リアクションバイト」を誘発する力が非常に強く、スレた状況や高活性な魚をいち早く見つけるための、強力なパイロットルアーとして絶大な信頼を置かれています。

モンスターを獲る!JUMPRIZE最強布陣5選

  1. JUMPRIZE(ジャンプライズ) ララペン 165F
  2. JUMPRIZE(ジャンプライズ) ララペン 150F
  3. JUMPRIZE(ジャンプライズ) ララペン 125F
  4. JUMPRIZE(ジャンプライズ) ぶっ飛び君 95S
  5. JUMPRIZE(ジャンプライズ) かっ飛び棒 130BR

1. JUMPRIZE(ジャンプライズ) ララペン 165F

これは、あなたのショアキャスティングゲームの常識を覆す、「対モンスター」専用の決戦兵器です。JUMPRIZEが「ララペン 165F」に込めた思想はただ一つ、10kg、20kgを超える規格外のヒラマサやブリ、マグロ類を、ショアから本気で仕留めること。全長165mm、本体重量53g。この堂々たる体躯を操るには、PE4号以上、リーダー80lb以上という、一切の妥協ないタックルが要求されます。

しかし、その要求に応えたアングラーだけが、このルアーの真の力を体験することができます。その力とは、まず「圧倒的な飛距離」。内蔵された大型タングステン重心移動システムが、60g近い総重量を逆風の彼方へと運び、誰も到達できなかった未開のナブラを射程に収めます。そして、そのアクション。ラインスラックを弾くだけのイージーな操作で、水面直下を強烈な泡をまといながら、ワイドなS字ダイブ&スライドを披露。

この「強い波動」と「大きなシルエット」こそが、荒れた海況の中でも、大型ベイトを偏食するモンスターの視覚と側線を強烈に刺激します。素材は高強度ABS樹脂、内部には1.6mmの貫通ワイヤーが走り、その耐久性は折り紙付き。釣果を左右するフックセッティングは、総重量で約10g(ST-66 #2/0 ×2など)がベストバランス。このルアーは、単なる道具ではありません。あなたの夢を現実にするための、最も信頼できる「相棒」です。これを投げると決めた瞬間から、あなたの釣りは「遊び」から「狩り」へと変わります。

2. JUMPRIZE(ジャンプライズ) ララペン 150F

もし、ララペンシリーズの中で「基準」となる一本を選べと言われれば、それは間違いなく「ララペン 150F」でしょう。全長150mm、本体重量43g(フック込み約50g)。このスペックは、現代のショア青物ゲームにおいて「黄金比」とも言える完璧なバランスを誇ります。

165Fが「ハイアピール」の決戦兵器であるならば、150Fは、あらゆる状況で高い次元のパフォーマンスを発揮する「万能スタンダード」です。PE3号~4号クラスという、最も標準的な青物タックルで、その性能を100%引き出すことが可能。キャストすれば、165Fに肉薄する圧倒的な飛距離を叩き出し、アクションさせれば、165Fよりもキビキビとした、レスポンスの良いS字ダイブ&スライドを演出します。

この「アピール力」と「操作性」の絶妙なバランスが、高活性な群れを効率よく釣ることはもちろん、スレた単発の個体にじっくりと口を使わせることも可能にします。推奨フックはJUMPRIZEトレブルMMH#1/0、またはST-66#1/0(総重量約7g)。このセッティングを守ることが、150Fを「釣れるルアー」にするための絶対条件です。165Fが大きすぎると感じる状況、125Fではアピールが足りないと感じる状況、その全ての「中間」を完璧に埋めてくれる。あなたの青物ゲームの基軸となり、最も多くの魚を連れてきてくれるのは、きっとこの150Fになるはずです。

3. JUMPRIZE(ジャンプライズ) ララペン 125F

「ララペン150Fや165Fは、強すぎる」。ベイトフィッシュがイワシやイナッコなど10cm前後と小さい時、あるいは魚の活性が低く、より繊麗なアプローチが求められる状況。そんなシビアな場面でこそ輝きを放つのが、ララペンシリーズの「食わせ」担当、「ララペン 125F」です。全長125mm、本体重量25g(フック込み約28~29g)。

このスペックは、本格的な青物タックルではなく、ヒラスズキタックルやシーバスタックル(PE1.5号~2.5号)といった、よりライトなタックルでも完璧に扱えるという、圧倒的なアドバンテージをもたらします。軽い力でキャストしても、重心移動システムは完璧に作動し、クラス最高峰の飛距離を実現。

アクションは、150FのパワフルなS字ダイブとは異なり、より機敏でクイックなスライドアクションが特徴。この「軽快さ」と「リアルなサイズ感」が、大型ルアーには見向きもしないスレた青物や、磯のヒラスズキ、河口のランカーシーバスまでも魅了します。

推奨フックはJUMPRIZEトレブルMMH#3、またはSTX-58#2(総重量約3g)。150F・165Fという「王」の隣に、この「必殺の暗殺者」を忍ばせておくこと。その戦略こそが、あなたの釣果を盤石なものにします。このルアーは、あなたのテクニックの幅を格段に広げ、大型ルアーでは獲れなかった、もう一匹の価値ある魚をもたらしてくれるはずです。

4. JUMPRIZE(ジャンプライズ) ぶっ飛び君 95S

ララペンシリーズが「水面(トップウォーター)」の支配者であるならば、この「ぶっ飛び君 95S」は、ララペンでは攻めきれない「水中」と「遥か沖」を支配する、もう一つの傑作です。あなたがフィールドに立った時、魚が水面を意識しておらず、レンジ(水深)が下がっている。あるいは、ララペンですら届かない、遥か沖でナブラが立っている。

そんな絶望的な状況を「希望」に変えるのが、このルアーです。全長95mm、自重27g。このコンパクトなボディに詰め込まれた高比重タングステンウェイトは、キャストした瞬間、まさに「ぶっ飛び」という名にふさわしい、異次元の飛距離を叩き出します。カテゴリーはシンキングペンシル。しかし、そのアクションはただのシンキングペンシルではありません。ただ巻きするだけで、水平姿勢を保ったまま、強烈なテールスライドアクションを発生。

この強力な波動が、ミノーやジグとは全く異なるアピールで、シーバス、ヒラメ、青物といったあらゆるフィッシュイーターを魅了します。さらに、シンキング(沈む)特性を活かし、あなたは水面直下からボトム(海底)まで、あらゆるレンジを自由に攻略できます。ララペンで水面を攻め、反応がなければぶっ飛び君で水中を攻める。この二つがタックルボックスにあることで、あなたの戦略は完璧なものとなります。大型魚と渡り合う際は、フックの強度に十分注意してください。

5. JUMPRIZE(ジャンプライズ) かっ飛び棒 130BR

「ぶっ飛び君 95S」をも超える、絶対的な飛距離が欲しい時。JUMPRIZEが誇る「飛びの最終兵器」、それが「かっ飛び棒 130BR」です。このルアーの存在意義は、ただ一点、「JUMPRIZEルアーの中で、最強の飛距離を叩き出すこと」。全長130mm、自重38g。

その空気抵抗を極限まで排除したフォルムと高比重ボディは、あなたがどれほど逆風の強い状況に立たされても、想像を絶する飛距離を約束します。他のアングラーがキャストを諦めるような爆風のサーフ、誰も到達できない沖の潮目。そこが、かっ飛び棒の独壇場です。しかし、このルアーはただの「重い鉄の塊」ではありません。

BR(バックロール)の名の通り、リトリーブを開始すれば、ワイドなS字を描くようなスラロームアクションで泳ぎ、フォールさせれば、水平姿勢を保ったままヒラヒラと揺れながら沈む「バックロールフォール」を演出。この「泳ぎ」と「フォール」の両方で食わせることができるのです。ターゲットは、ヒラメ、シーバス、そして何より遠浅のサーフやゴロタ浜に回遊してくる青物。

ララペンで水面を、ぶっ飛び君で中層を、そしてかっ飛び棒で「遥か沖」と「ボトム」を攻め落とす。この三種の神器が揃った時、あなたのショアキャスティングゲームに死角はなくなります。安全に釣りを楽しむため、全日本釣り産業振興会が推奨する安全対策を守り、ライフジャケットの着用を徹底しましょう。

まとめ:ララペン165Fで、未だ見ぬモンスターをその手に

ララペン165Fというキーワードから始まったあなたの探求は、このルアーが単なる大きなペンシルベイトではなく、ショアから規格外の「モンスター」を獲るために、JUMPRIZEが持てる技術と情熱のすべてを注ぎ込んだ「専用兵器」であることを明らかにしたのではないでしょうか。この記事では、その正確な重さ(本体53g)、驚異的な飛距離の秘密、そして何よりも釣果を左右するフックセッティング(総重量約60-63g、#2/0フックが基準)について徹底的に解説しました。

また、150Fや125Fとの明確な使い分けを理解することで、ララペンシリーズ全体の戦略も見えてきたはずです。今、あなたのアクションプランは明確です。それは、ご自身の最強のタックル(PE4号以上)を用意し、完璧なフックセッティングを施したララペン165Fを、次回の釣行で信じて投げ続けること。

このルアーは、アングラーとタックルを選びますが、選ばれた者だけが見ることができる景色があります。ベイトが大きい時、海が荒れている時こそ、このルアーの出番です。ララペン165Fを手にすれば、あなたはもう、遥か沖で起こる「夢」を眺める傍観者ではありません。その夢のど真ん中へとルアーを撃ち込み、水面を炸裂させる、ゲームの主人公となっているはずです。