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ルアー

ラパラのルアーでシーバスを釣る!おすすめと使い方完全網羅

夜の港湾、常夜灯が落とす光と影の境界線。そこに潜むシーバスを狙うとき、あなたの手にはどんなルアーが握られていますか。数多あるシーバスルアーの中で、本当に信頼できる一本を探す旅は、時に長く険しいものです。そんなアングラーなら一度は耳にするであろう名前、それがラパラ。

フィンランドの湖畔で生まれ、世界中の魚を魅了してきたこのルアーが、日本の海、特にラパラのルアーでシーバスを狙う上で、どれほどの可能性を秘めているのか、あなたはまだ知らないかもしれません。もしかしたら、伝統的なモデルであるカウントダウンを投げてみて、思うような釣果が出ずに釣れないルアーだと感じた経験があるかもしれません。しかし、それはラパラが持つ真の実力の一端にしか触れていない証拠です。

この記事では、なぜラパラが世界一のルアーメーカーと呼ばれるのか、その理由から、シーバス釣りの状況に応じた正しいルアーの選び方、そして現代のタフなフィールドを攻略するためのおすすめモデルまで、あなたの疑問と不安を確信へと変えるための全てを解説します。

  • ラパラが世界中のアングラーに選ばれる理由とシーバスへの圧倒的な有効性を解説
  • ラパラ カウントダウンが釣れないという誤解を解き、釣果を出すための具体的な使い方を紹介
  • シーバスのベイトや状況に合わせた最適なルアーサイズ(番手)の選び方がわかる
  • 初心者から上級者まで、今すぐタックルボックスに加えるべき実績多数のおすすめルアーを厳選

1. なぜ今ラパラがシーバスに効くのか?世界一の理由と基本

  1. ラパラはどこの国のルアー?世界一のメーカーと呼ばれる所以
  2. なぜラパラ カウントダウンは釣れないと言われるのか?
  3. シーバス釣りのルアーは何番が良い?サイズの選び方
  4. ラパラのルアーは海釣り全般で使えるのか?
  5. 世界で一番人気なシーバスルアーはラパラなのか?

1-1. ラパラはどこの国のルアー?世界一のメーカーと呼ばれる所以

ラパラのルアーは、北欧フィンランドで生まれました。1936年、創業者ラウリ・ラパラが、湖の魚たちが不規則に泳ぐ弱った小魚を選んで捕食していることに気づき、それを模倣したルアーを松の樹皮を削って作ったのが始まりです。

このルアーが驚くほど釣れたことから、ラパラの歴史は始まりました。ラパラが世界一のルアーメーカーと称される最大の理由は、その圧倒的な普遍性にあります。

天然素材であるバルサ材を使い、一つ一つ人の手で調整とスイムテストが行われる製法は、創業から90年近く経った今も変わりません。このこだわりが生み出す極めてナチュラルなアクションは、淡水・海水を問わず、世界中のあらゆるフィッシュイーターの本能を刺激します。

流行り廃りの激しいルアー業界において、数十年以上も基本設計を変えずに生産され続け、今なお第一線で魚を釣り続けるモデルが多数存在すること自体が、その実力の何よりの証明です。ラパラは単なる釣具ではなく、魚を釣るという目的を最もシンプルかつ効果的に達成するための、世界共通言語のような存在なのです。

1-2. なぜラパラ カウントダウンは釣れないと言われるのか?

ラパラ カウントダウンでシーバスが釣れない、という声は時折耳にしますが、これはルアーの性能ではなく、その特性を活かしきれていないケースがほとんどです。このルアーの最大の特徴は、その名の通り、着水後に秒数を数えることで任意のレンジ(水深)を正確に攻略できる点にあります。

しかし、最新の重心移動システムを搭載したルアーのように、ただ投げて巻くだけで釣れるオートマチックなルアーとは一線を画します。飛距離が出にくい、動きが地味に見えるといった点が、釣れないという印象に繋がっているのかもしれません。しかし真価は、そのナチュラルなアクションとレンジキープ力にあります。

特に、スレたシーバスは派手な動きを嫌い、一定層を静かに泳ぐベイトを好む傾向があります。カウントダウンは、まさにその状況を演出するためのスペシャリストです。ただ巻きでバルサ特有の微細な振動を出し続ける、あるいは流れに乗せてドリフトさせ、時折フォールで食わせの間を作る。

このような丁寧な操作をすることで、他のルアーには全く反応しなかったシーバスが、いとも簡単に口を使う場面を何度も目の当たりにするでしょう。釣れないのではなく、使いこなせば最強の武器になる。それがラパラ カウントダウンなのです。

1-3. シーバス釣りのルアーは何番が良い?サイズの選び方

シーバス釣りでラパラのルアーを選ぶ際、CD7やF9といった数字、つまり番手の選択は釣果を大きく左右する重要な要素です。この数字は基本的にルアーの長さをセンチメートルで表しており、例えばCD9なら約9cmのモデルとなります。

では、どの番手を選べば良いのでしょうか。最も基本的な考え方は、そのフィールドにいるベイトフィッシュのサイズに合わせるマッチザベイトです。春先のマイクロベイトや、港湾部でイワシの稚魚などを捕食している場合は、5cmから7cm(CD5, CD7)といった小型の番手が絶大な効果を発揮します。

一方で、秋のハイシーズンにコノシロやサッパなど大型のベイトを追っている状況では、9cm、11cm、あるいはそれ以上(CD9, CD11)のボリュームがある番手でなければシーバスにアピールできません。まずは、オールラウンドに使える9cm前後を基準とし、そこからベイトの大きさやフィールドの規模に応じてサイズを調整していくのがセオリーです。手持ちのルアー一覧に大小様々な番手を揃えておくことで、あらゆる状況に対応できる戦略の幅が生まれます。

1-4. ラパラのルアーは海釣り全般で使えるのか?

ラパラのルアーは、元々フィンランドの淡水魚を釣るために開発されましたが、その卓越した性能は海を越え、今や世界中の海釣りで定番として使われています。もちろん、日本のシーバスフィッシングにおいてもその実力は折り紙付きです。

ラパラの魅力であるナチュラルなアクションは、シーバスだけでなく、メバル、カサゴといった根魚から、ヒラメ、マゴチなどのフラットフィッシュ、さらには青物に至るまで、多種多様な海のターゲットに有効です。特にカウントダウンシリーズは、そのレンジコントロール性能を活かして、堤防や磯場など足場の高い場所からでも、ボトム付近に潜む魚を的確に狙うことができます。

また、近年ではソルトゲームに特化したX-RAP(エックスラップ)シリーズなど、防錆性の高いフックやワイヤーを標準装備したモデルも多数ラインナップされており、まさに海釣りのためのラパラ ルアーと言えるでしょう。ラパラを淡水用と考えるのは非常にもったいない話です。その実力は、広大な海のフィールドでこそ、さらに輝きを増すのです。

1-5. 世界で一番人気なシーバスルアーはラパラなのか?

シーバスルアーで一番人気なのは何か、という問いに一つの答えを出すのは非常に困難です。なぜなら、地域や季節、その年のベイトの状況によって人気や釣果は大きく変動するからです。日本の市場だけを見れば、国内メーカーの最新鋭のルアーがランキング上位を占めることが多いでしょう。

しかし、視点を世界に広げ、また時間の尺度を数十年に伸ばして考えた場合、ラパラのルアーほど長期間にわたり、多くのシーバス(やそれに類する魚)を釣り上げてきたルアーは他に存在しないかもしれません。ラパラ、特にカウントダウン(CD)シリーズやオリジナルフローター(F)シリーズは、シーバスルアーという概念が確立されるずっと以前から、その圧倒的な釣果によって多くの先人たちに愛用されてきました。

それは、流行のデザインや特定の状況に特化した性能ではなく、魚の捕食本能に直接訴えかける普遍的な力を持っているからです。つまり、ラパラは瞬間的な一番人気ではないかもしれませんが、時代を超えて信頼され続ける王道であり、全てのシーバスルアーの原点とも言える存在。その実績と信頼感は、他の追随を許さない特別なものなのです。

2. これで迷わない!シーバス用ラパラのおすすめルアー5選

  1. ラパラ(Rapala) カウントダウン CD9 すべての基本にして究極の一本
  2. ラパラ(Rapala) エックスラップ XR10 現代シーバスゲームへの最適解
  3. ラパラ(Rapala) フローティング F9 水面を意識した魚を獲るための伝統芸
  4. ラパラ(Rapala) カウントダウンマグナム CDMAG11 ランカーシーバスへの最短距離
  5. ラパラ(Rapala) 五目ジグ MCJ20 あらゆる状況を打破する万能選手

2-1. ラパラ(Rapala) カウントダウン CD9 すべての基本にして究極の一本

あなたのタックルボックスに、まだラパラのカウントダウンCD9が入っていないとしたら、それはシーバスフィッシングの最も美味しく、最も本質的な部分を一つ見逃しているのと同じかもしれません。なぜ、この一見地味なルアーが、数十年もの間、世界中のアングラーから絶対的な信頼を寄せられ続けているのか。

その答えは、水中で見せるあまりにも自然な姿にあります。最新のルアーが繰り出す派手なウォブリングやローリングとは一線を画す、バルサ材ならではの微細で生命感あふれるタイトな振動。これは、スレきった都市河川のシーバスや、セレクティブな状況の魚にとって、警戒心を抱かせることのない完璧なベイトフィッシュの姿そのものです。

ただ巻きだけで、このルアーは勝手に魚を連れてきてくれます。さらに、その真価はレンジコントロールにあります。着水後、心の中で秒数を数え、1秒で約30cm沈むという法則を使いこなせば、あなたは水中のあらゆる層を意のままに探るスキャニング能力を手に入れることができます。

表層に反応がなければ5秒沈めて中層を、それでもダメなら10秒沈めてボトム付近を。この単純明快な作業が、他の誰にも見つけられなかったその日のヒットパターンを導き出してくれるのです。飛距離が出ないという弱点は、裏を返せば、近距離戦でプレッシャーをかけずに静かにアプローチできるという長所にもなります。全てのラパラ伝説は、この一本から始まりました。これを持つことは、シーバス釣りの歴史と基本を手にすること。そして、どんな状況でも魚を連れてきてくれるという、絶対的な安心感を手に入れることなのです。

2-2. ラパラ(Rapala) エックスラップ XR10 現代シーバスゲームへの最適解

伝統と革新の融合。ラパラが現代のソルトウォーターシーンに送り込んだ戦略兵器、それがエックスラップです。あなたは、伝統的なバルサミノーのナチュラルな泳ぎは好きだけれども、飛距離やアピール力にもどかしさを感じたことはありませんか。

あるいは、最新のプラスチックルアーの性能は認めつつも、どこか動きが機械的で、あと一歩で見切られる悔しさを味わったことはないでしょうか。エックスラップXR10は、そんなあなたのジレンマを解決するために生まれました。半透明のボディ内部に輝くインナーホログラムシートは、まるで生きたイワシのウロコのように光を乱反射させ、遠くの魚にもその存在を気づかせます。

そして、ひとたびロッドを煽れば、左右へキレのあるダートアクションを披露。この予測不能な動きが、ニュートラルな状態のシーバスの捕食スイッチを強制的にオンにするのです。ただ巻きでは、ラパラ伝統のウォブンロールアクションを踏襲しつつも、より強く、はっきりとした波動で広範囲にアピール。サスペンドに近いスローフローティング設定は、ストップアンドゴーでの喰わせの間を完璧に演出します。

強風を切り裂く飛距離、強烈なフラッシング、そして食わせのダートアクション。伝統的なラパラの魂に、現代シーバスゲームで求められる全ての要素を注入したこの一本があれば、あなたが攻めあぐねていたタフな状況も、きっとエキサイティングなステージに変わるはずです。これはもはや単なるミノーではなく、あなたの釣りの可能性を拡張する鍵なのです。

2-3. ラパラ(Rapala) フローティング F9 水面を意識した魚を獲るための伝統芸

水面が割れる、あの心臓が跳ね上がるようなバイトの瞬間を、あなたはどれくらい体験していますか。もし、最近そんな刺激的な釣りをしていないと感じるなら、それはあなたの攻め手が水中に偏りすぎているサインかもしれません。シーバスは、ベイトを水面まで追い詰めて捕食するスペシャリストです。

その最もエキサイティングな瞬間を演出するために、ラパラの創業者ラウリ・ラパラが最初に作り上げた傑作、それがこのオリジナルフローティング F9です。このルアーの存在価値は、その圧倒的なまでのナチュラルドリフト性能にあります。河川の橋脚周りや、潮がヨレる明暗部。そこにこのルアーを投げ込み、ラインを張らず緩めずの状態で流れに乗せてみてください。

バルサ材ならではの高い浮力と絶妙なバランスが、まるで力尽きて流される本物の小魚の姿を完璧に再現します。シーバスは、この無防備なエサを前にして、警戒するどころか、我慢できずに飛び出してくるでしょう。また、春のバチ抜けパターンでは、デッドスローリトリーブで水面に繊細な引き波を立てることで、他のどんなバチルアーにも反応しなかったランカーサイズが水面を割ることも少なくありません。飛距離は出ません。潜りもしません。

しかし、このルアーでしか起こせない奇跡が確実に存在するのです。現代ルアーの性能競争とは全く別の次元にある、釣りの原初的な喜び。それを再確認させてくれる一本であり、あなたのシーバスフィッシングの世界観を根底から広げてくれる、時代を超えたマスターピースです。

2-4. ラパラ(Rapala) カウントダウンマグナム CDMAG11 ランカーシーバスへの最短距離

いつものポイントで釣れるアベレージサイズのシーバスでは、もう満足できない。あなたが心の底で求めているのは、ドラグを引きずり出し、ロッドを根元からひん曲げるような、記憶に残る一尾ではないでしょうか。そんなランカーハンターの夢に応えるため、ラパラがその技術の粋を集めて作り上げたのが、このカウントダウンマグナムです。

その名が示す通り、このルアーは通常のカウントダウンシリーズを遥かに凌ぐ、強靭な肉体と魂を持っています。ボディは硬質天然木アバシウッドで構成され、内部には極太のステンレスワイヤーが貫通。これにより、メータークラスのシーバスはもちろん、不意にヒットする青物の暴力的な引きにも決して屈しない、絶対的な剛性を確保しました。

その泳ぎは、力強いウォブリングアクション。大きなボディが水を掻き回し、広範囲に強烈な波動を送り届けることで、深場に潜む巨大魚や、遠くにいる高活性な個体を呼び寄せます。特に、ベイトサイズが大きい秋のコノシロパターンや、外洋に面した磯場、サーフといった大場所で、その破壊力は遺憾なく発揮されます。

他のルアーが小さく見えてしまうような状況で、このマグナムを信じて投げ続けることができるか。それが、その他大勢のアングラーと、本物のランカーハンターとを分ける境界線です。このルアーをボックスに入れることは、単に選択肢を増やすことではありません。それは、巨大魚と対峙する資格を手にするという、覚悟の表明なのです。

2-5. ラパラ(Rapala) 五目ジグ MCJ20 あらゆる状況を打破する万能選手

ミノーを投げても、バイブレーションを投げても、何をしても反応がない。そんな膠着状態を経験したことはありませんか。シーバスがいるのは分かっているのに、口を使わせるきっかけが見つからない。そんな時に、全く異なる角度からアプローチし、状況を無理やりこじ開ける力を持つのが、この五目ジグです。

一見するとただのメタルジグですが、ラパラが作るとここまで釣れる形になるのかと驚かされるはずです。左右非対称のボディが生み出すひらひらとした水平フォールは、弱ったイワシが沈んでいく姿そのもの。リアクションバイトを誘う高速リトリーブからのストップはもちろん、リフトアンドフォールでボトム付近を丁寧に探れば、低活性で底に張り付いたシーバスの目の前に、抗うことのできないご馳走を届けることができます。

そのコンパクトなシルエットは、強風の中でも圧倒的な飛距離を稼ぎ出し、誰も届かなかった沖の潮目やナブラを直撃することを可能にします。シーバスだけではありません。タチウオ、サゴシ、ヒラメ、根魚と、その名の通り五目釣りを高いレベルで実現する汎用性は、あなたの釣りの保険であり、時に主役を食うほどの爆発力を見せてくれます。

たった一つ、ポケットに忍ばせておくだけで、ボウズの確率を限りなくゼロに近づけてくれる。これは、賢いアングラーが必ず持っている、究極のお守りであり、最強のジョーカーなのです。

まとめ:ラパラのルアーを手に、シーバス釣りの新たな扉を開こう

ラパラのルアーでシーバスを釣るというテーマから始まったあなたの探求は、このルアーが持つ奥深い世界の一端に触れるきっかけとなったことでしょう。フィンランドの小さな工房から始まり、世界中のフィッシュイーターを魅了し続けてきた歴史。

それは、単なる流行り廃りではない、魚を釣るという行為の本質を突き詰めた結果です。カウントダウンが釣れないという不安は、その正しい使い方を知ることで、どんな状況でも魚を引きずり出すための強力な戦術へと変わったはずです。この記事で紹介した一本一本のルアーは、単なるプラスチックや木の塊ではありません。

それぞれが明確な役割と、数えきれないほどの魚との出会いを紡いできた物語を持っています。あなたの次の一歩は、実にシンプルです。まずは、最も普遍的で信頼のおけるカウントダウンCD9を、あなたのタックルボックスに加えてみてください。

そして、そのルアーが刻む繊細な振動をロッドティップで感じながら、ゆっくりとリールを巻いてみるのです。その先に待っているのは、これまでとは違う、シーバスとのより深い対話です。ラパラという世界基準の物差しを手に入れたあなたは、きっと、釣りの新たな喜びと、生涯記憶に残る一尾に出会うことができるでしょう。その扉は、もうあなたの目の前に開かれています。