「ジグの飛距離」と「プラグのアピール力」を両立させたDUEL(デュエル)の「モンスターショット」。この革新的なルアーは、その圧倒的な釣果で多くのアングラーを魅了しています。しかし、その高性能なルアーを使い込むほどに、ある「悩み」が生まれます。それは「フック(針)」です。根掛かりが多い場所でのロスト(紛失)、あるいは、想定外の大型青物がヒットした際の「フック強度」への不安。この悩みを解決する最強の答えこそが、「モンスターショット シングルフック」カスタムなのです。
「モンスターショット65 シングルフック」で根掛かりを回避したい。「モンスターショット 95 シングルフック」で青物と真っ向勝負したい。しかし、「65のシングルフックサイズは?」「95のフックチューンはどうすれば?」「110や125のフックは?」と、具体的な「サイズ」や「方法」が分からず、立ち止まってはいませんか。
この記事では、モンスターショットのポテンシャルを120%引き出すための、サイズ別シングルフックチューニングの全てを、徹底的に解説します。
- モンスターショットをシングルフックにする理由(メリット・デメリット)
- モンスターショット65, 80, 95, 110, 125の純正フックサイズ一覧
- 【サイズ別】65, 95, 110, 125のおすすめシングルフックサイズと交換方法
- アクション変化を防ぐ「ウエイト調整」の極意
モンスターショット シングルフックカスタムの基本
- なぜシングルフックに交換するのか?(メリット・デメリット)
- カスタムの基準!モンスターショット「純正フックサイズ」一覧
- シングルフック交換の基本ルール(重量バランス)
- モンスターショット65 フック 交換(シングルフック化)インプレ
- モンスターショット95 フックチューン(シングルフック化)インプレ
1. なぜシングルフックに交換するのか?(メリット・デメリット)
「モンスターショット シングルフック」カスタムは、明確な「目的」を持って行う上級チューニングです。そのメリットとデメリットを理解することが第一歩です。
【メリット】
- 根掛かり回避性能の劇的向上:フックポイント(針先)が一つになるため、ボトム(水底)や障害物(テトラ、磯)への根掛かりが激減します。「モンスターショット65 シングルフック」で港湾部のボトムを攻める際などに絶大な効果を発揮します。
- フック強度のアップ:同サイズのトレブルフック(3本針)と比較し、シングルフック(1本針)は軸が太く、圧倒的に高強度です。「モンスターショット 95」や「110」で大型青物を狙う際、フックを伸ばされるリスクを最小限に抑えます。
- バレにくさ(ホールド力):一度フッキング(針掛かり)が決まれば、太軸のシングルフックがガッチリと魚の口を捉え、テコの原理(トレブルフックが暴れることで穴が広がる)による「バラシ」を軽減します。
【デメリット】
- フッキング率の低下:針数が「6本(または9本)」から「2本」に減るため、魚がじゃれつくようなショートバイト(浅いアタリ)を拾いにくくなる場合があります。
- アクションの変化:シングルフックは、同サイズのトレブルフック2本よりも「軽量」になることが多く、ルアーのアクションがワイド(幅が広く)になったり、浮き上がりやすくなったりする可能性があります。
2. カスタムの基準!モンスターショット「純正フックサイズ」一覧
フックチューンを行う上で、まず「基準」となる純正セッティングを知る必要があります。この「純正フックの総重量」に、交換する「シングルフック2本+スプリットリング」の総重量を「近づける」ことが、アクションを破綻(はたん)させないための鍵となります。
- モンスターショット65S (25g):純正フック #10 × 2本
- モンスターショット80S (30g):純正フック #6 × 2本
- モンスターショット95S (40g):純正フック #3 × 2本
- モンスターショット110S (50g):純正フック #2 × 2本
- モンスターショット125S (60g):純正フック #1 × 2本
(※注:「モンスター ショット 110 フック サイズ」は#2、「モンスターショット 125 フック」は#1が標準です)
3. シングルフック交換の基本ルール(重量バランス)
シングルフック化の最大の「キモ」は「重量バランス」です。前述の通り、シングルフックはトレブルフックよりも軽量になる傾向があります。
- 純正トレブル#4 (約1.0g) × 2本 = 合計 約2.0g
- 適合シングルフック#1/0 (約1.2g) × 2本 = 合計 約2.4g
上記は一例ですが、単純にフックを交換するだけでは、ルアー全体の重量が軽くなりがちです。もし、純正のアクション(沈下スピードやS字の幅)を維持したい場合は、
- スプリットリングを大型化・高強度なものに変えて重量を稼ぐ。
- フック自体を、より「太軸」で「重い」ものを選ぶ。
- 鉛のウエイトシールを、ルアーの腹部(ベリー)に貼って調整する。
といった調整が必要になります。逆に、アクションを「ワイド」にしたい、あるいは「スロー」にフォール(沈下)させたい場合は、あえて「軽量」なシングルフックを選ぶ、という高度なチューニングも可能です。
4. モンスターショット65 フック 交換(シングルフック化)インプレ
「モンスターショット65 フック 交換」は、このルアーの「喰わせ」の性能を、さらに「繊細」かつ「大胆」にするためのチューニングです。純正フックは#10が2本。このセッティングのままでは、港湾部(ベイエリア)のボトム(水底)を攻めると、すぐに根掛かりしてしまいます。そこで「モンスターショット65 シングルフック」化が活きてきます。
目的は「根掛かり回避」と「バレにくさ」です。推奨される「モンスターショット65 シングルフックサイズ」は、メーカーや軸の太さにもよりますが、「#4 〜 #2」が基準となります。例えば、オーナーばりの「S-61」や「S-55M」の#4や#2です。このサイズを選ぶことで、純正の#10トレブル2本と、総重量を近づけることが可能です。
シングルフック化(特にリアフックのみ)することで、ボトムの障害物を「舐(な)める」ように回避し、シーバスやメバル、ロックフィッシュのショートバイト(浅いアタリ)も、一度掛かればガッチリとホールド(固定)し、バラシを激減させることができます。
5. モンスターショット95 フックチューン(シングルフック化)インプレ
「モンスターショット95 フックチューン」の目的は、65とは異なり、主に「フック強度」のアップです。95S(40g)は、サーフ(砂浜)や磯(いそ)から、シーバス、ヒラメだけでなく、サワラ(鰆)やブリ(イナダ・ワラサ)といった「青物」を狙うためのルアー。
純正フック(40g=#3)でも十分な強度はありますが、メータークラスのブリや、強烈な走りを見せるヒラマサを相手にするには、心許(こころもと)ない場面もあります。そこで「モンスターショット 95 シングルフック」化が、対モンスター仕様への「答え」となります。推奨される「モンスターショット 95 シングルフックサイズ」は、40gモデル(純正#3)を基準とした場合、「#1/0 〜 #2/0」クラスです。
オーナーばりの「SJ-41TN」や、デコイ(Decoy)の「JS-5」など、ジギング(ジグ釣り)用の強力なシングルフックが最適です。これにより、フックが伸ばされる不安は皆無(かいむ)に。安心して、モンスターとのフルパワーファイトを楽しむことができるようになります。
【サイズ別】モンスターショット シングルフック おすすめ5選
- 【65S用】オーナー(OWNER) カルティバ スティンガー S-55M #4
- 【80S用】オーナー(OWNER) カルティバ スティンガー S-61 #1
- 【95S(40g)用】オーナー(OWNER) カルティバ SJ-41TN #1/0
- 【110S用】デコイ(DECOY) キャスティングシングル JS-5 #3/0
- 【125S用】シャウト(Shout!) シングルクダコ 4/0
1. オーナー(OWNER) カルティバ スティンガー S-55M #4 (モンスターショット65S用)
「モンスターショット65 シングルフック」カスタムにおいて、「根掛かり回避」と「フッキング率」という、相反する要素を両立させたいアングラーに最適な答えが、この「オーナー カルティバ S-55M」です。このフックは、本来トラウト(鱒)用として開発されたモデルですが、その「軽量」かつ「強靭(きょうじん)」な特性が、ライトソルトゲームに完璧にマッチします。
「モンスターショット65 シングルフックサイズ」として「#4」を選ぶことで、純正のトレブルフック#10×2本と、ほぼ同等の「総重量」を維持することが可能です。これにより、ルアー本来の「ハイピッチS字アクション」や「フォール(沈下)姿勢」を一切殺(ころ)すことなく、シングルフックのメリットだけを享受(きょうじゅ)できます。S-55Mは、ミディアムヘビーワイヤーを採用しているため、シーバスや小型青物、あるいは大型メバルの強烈な引きにも、フックが伸ばされる不安はありません。
また、その「ネムリ針(針先が内側を向いている)」形状が、フッキング(針掛かり)した後の「ホールド力」を高め、バラシ(針外れ)を劇的に軽減します。あなたが「モンスターショット65 フック 交換」を考え、その「繊細」なアクションを維持したまま「根掛かり」を回避したいと願うなら、このS-55M #4は、まさに「魔法」のようなチューニングを可能にしてくれるはずです。まずは、根掛かりしやすいリア(後ろ)フックだけを、このフックに交換することから始めてみてください。その「快適さ」に、あなたは驚くことでしょう。
2. オーナー(OWNER) カルティバ スティンガー S-61 #1 (モンスターショット80S用)
モンスターショットシリーズの中で、最も「万能」な80S(30g, 純正フック#6×2本)。このルアーのポテンシャルを、シングルフックで引き出すための「基準」となるのが「オーナー カルティバ S-61 #1」です。S-61は、シーバスや青物といった、ソルトウォーターの強力なターゲットを仕留めるために設計された「高強度」シングルフック。
その特徴は、強靭(きょうじん)な「ヘビーワイヤー」と、魚の口を確実に貫(つらぬ)く「ストレートポイント(真っ直ぐな針先)」、そして「大型アイ(糸を結ぶ輪)」にあります。なぜ、80Sに「#1」サイズが最適なのか。それは、純正トレブル#6×2本の「総重量」と、このS-61 #1×2本の「総重量」が、非常に近くなるからです。これにより、80Sが持つ、タイト(細かく)なS字アクションと、安定したローリングフォール(揺れながら沈む)姿勢を、ほとんど変えることなくシングルフック化が可能です。
大型アイ(輪)は、ヘビー(太い)スプリットリングの使用を容易にし、ルアーのアクションを妨(さまた)げません。あなたが、港湾部(ベイエリア)のテトラ帯や、磯場(いそば)で、シーバスや「モンスターショット ヒラメ」(※80Sでも狙えます)を、根掛かりを恐れずに攻めたい。あるいは、不意の「ワラサ(ブリの若魚)」クラスにも、フックを伸ばされずに安心してファイトしたい。そんなアングラーの「わがまま」な要求に、このS-61 #1は完璧に応えてくれます。
3. オーナー(OWNER) カルティバ SJ-41TN #1/0 (モンスターショット95S(40g)用)
「モンスターショット 95 シングルフック」チューン。その目的は、もはや「根掛かり回避」だけではありません。それは「モンスター」と戦うための「武装」です。95S(40g)(純正フック#3×2本)がターゲットにするのは、サーフ(砂浜)や磯(いそ)を回遊する、大型のシーバス、ヒラメ、そして「青物」です。この「対・青物」を最強に意識したフックこそ、「オーナー カルティバ SJ-41TN #1/0」です。
このフックは、スロージギング(ジグ釣り)用に開発された「超ヘビーデューティー」モデル。その「平打ち(ひらうち)加工」された「太軸」は、メータークラスのブリやヒラマサの、暴力的なパワーにも一切動じません。「モンスターショット 95 シングルフックサイズ」として「#1/0」を選ぶことで、純正フックの総重量に近づけつつ、「強度」だけを異次元のレベルに引き上げることが可能です。
TN(タフネス)加工された針先は、青物の硬い顎(あご)をも貫(つらぬ)き、一度掛かれば「テコの原理」が働きにくいシングルフックの特性と相まって、ターゲットを「絶対に」逃がしません。あなたが、遥か沖のナブラ(魚の群れ)を95S(40g)の「飛距離」で直撃し、そこに潜む「規格外」のモンスターと、一切の不安なく対峙(たいじ)したいと願うならば、このSJ-41TNへの換装(かんそう)は、「選択」ではなく「必須」のチューニングと言えるでしょう。
4. デコイ(DECOY) キャスティングシングル JS-5 #3/0 (モンスターショット110S用)
サブキーワード「モンスター ショット 110 フック サイズ」が示す通り、110S(50g, 純正フック#2×2本)は、完全に「大型青物」をターゲットにした領域です。このクラスのルアーに求められるシングルフックは、もはやジギング用ではなく、「キャスティング(投げる)」専用に設計されたものでなければなりません。
その答えが「デコイ JS-5 キャスティングシングル」です。このフックは、ヒラマサやマグロといった、ショア(岸)・オフショア(船)の「トップゲーム」で使用されることを前提に、徹底的に「強度」と「貫通力」を追求しています。推奨サイズは「#3/0」。純正トレブル#2×2本の重量に、スプリットリングの重量も合わせてバランスを取ることで、110Sの「ワイドS字アクション」を殺さずに、最強の「武装」を施すことが可能です。
JS-5は、フックが「縦アイ(縦向きの輪)」で設計されているため、ルアーのベリー(腹)に装着した際に、フックポイント(針先)が常に「外向き」になり、フッキング(針掛かり)率の低下を最小限に抑えるという、計算され尽くした設計になっています。あなたが、110Sの圧倒的なアピール力で誘い出した「夢」のモンスターを、「確実」に獲(と)るために。このJS-5 #3/0は、あなたの「覚悟」に応える、最強のパートナーとなるはずです。
5. シャウト(Shout!) シングルクダコ 4/0 (モンスターショット125S用)
「モンスターショット 125 フック」—シリーズ最強・最大の125S(60g, 純正フック#1×2本)に、もはや「妥協」という言葉は存在しません。このルアーがターゲットにするのは、ショア(岸)・オフショア(船)を問わず、「ヒラマサ」や「キハダマグロ」といった、アングラーの「夢」そのもの。その「夢」を、フックが伸ばされて失うという「悪夢」に変えないために、我々が選ぶべきフックは、最強クラスの「シングルフック」です。
その代表格が「シャウト シングルクダコ」。推奨サイズは「#4/0」クラス。このフックは、大型魚の硬い口周りを、一撃で貫(つらぬ)く「鋭い針先」と、一度掛かれば「絶対に」外さない「ネムリ形状」、そして、想像を絶するパワーにも耐えうる「超太軸」設計を誇ります。125Sは、ボディ内部に「貫通ワイヤー」を採用した、対モンスター設計。
そのボディの「覚悟」に、フックも「覚悟」で応える必要があります。この「クダコ」への換装(かんそう)は、純正トレブル#1×2本との「重量バランス」を合わせるため、スプリットリングの選定や、場合によっては鉛シールでの「ウエイト調整」が必須となる、まさに「上級者向け」のフックチューンです。しかし、このチューニングを完璧に施(ほどこ)した時、あなたのモンスターショット125Sは、「市販ルアー」から「対モンスター専用決戦兵器」へと昇華(しょうか)するのです。
まとめ:モンスターショットの「シングルフック」化は、戦略的「武装」である
「モンスターショット シングルフック」カスタム。それは、単なる「フック交換」ではなく、あなたの「戦略」を、フィールドの状況とターゲットの「生態」に合わせて、より「鋭く」「強く」研ぎ澄ませるための「武装」です。この記事では、その「武装」の核となる、具体的な「シングルフックサイズ」を、各モデル(65S, 95S, 110S, 125S)ごとに徹底的に解明してきました。「モンスターショット65 シングルフック」が「根掛かり回避」と「喰わせ」のチューンであるのに対し、「95」や「110」、「125」の「フックチューン」は、「対モンスター」用の「強度アップ」という、明確な目的の違いがあることも、ご理解いただけたはずです。
我々は、純正フックサイズを「基準」とし、交換するシングルフックの「総重量」をいかにして合わせるか、という「基本ルール」も学びました。この「重量バランス」こそが、モンスターショットが持つ「釣れるアクション」を殺(ころ)さずに、シングルフックの「メリット」だけを享受(きょうじゅ)するための、最大の「鍵」なのです。
あなたの目の前のフィールドを想像してみてください。そこは、根掛かりが多発する「恐怖」のテトラ帯ですか? それとも、いつ「規格外」の青物がヒットするかわからない、「興奮」の大海原ですか? あなたの「モンスターショット」は、その状況に「最適化」されていますか? この記事を「設計図」として、あなたのモンスターショットを、あなただけの「最強の武器」へとチューニングしてください。その「一工夫」が、これまで獲(と)れなかった、あの「夢の一匹」を、あなたの腕の中に導いてくれるはずですから。
