モンスターショット インプレ！釣れない噂と釣れる使い方・カラー

「ジグの飛距離」と「プラグのアピール力」。DUEL（デュエル）の「モンスターショット」は、その二律背反を高い次元で両立させ、多くのアングラーの「モンスターショット インプレ」で絶賛されています。しかし、その圧倒的な性能とは裏腹に、一部のアングラーからは「モンスターショット 釣れない」という、信じられないような悩みも聞こえてきます。

これは、このルアーが持つ「真の力」を、まだ引き出せていないことの裏返しに他なりません。「モンスターショット 使い方」の核心、「モンスターショット おすすめサイズ」の選び方、そして「モンスターショット 釣れるカラー」とは何か。

この記事では、「モンスターショット65 インプレ」から「80S インプレ」、95Sの性能まで、この革新的な「トレイシー ルアー」（※トレイシーは別ルアーですが、モンスターショットも同様に人気です）がなぜ釣れるのか、その全ての疑問に答えます。「モンスターショットのターゲットは？」—その答えとなる、シーバス、青物、ヒラメを仕留めるための、完全な戦略を徹底的に解説します。

モンスターショット「釣れない」の誤解とインプレの真相

1. モンスターショットが「釣れる」理由（インプレの核心）

「モンスターショット インプレ」で、全てのアングラーが口を揃えて賞賛する点。それは「メタルジグ並みの圧倒的な飛距離」と、プラグの「強烈なアピール力」の両立です。

このルアーは、空気抵抗を極限まで抑えた弾丸のようなボディ形状と、緻密に計算された「固定重心」のウエイトバランスにより、従来のシンキングペンシルやミノーでは到底届かなかった、遥か沖の「聖域」を直撃できます。

さらに、ただ巻きするだけで、ボディが水を受けて艶めかしい「S字軌道」を描きながら泳ぎ、強烈な波動とフラッシングを発生させます。この飛距離とアピール力こそが、広大なフィールドから、シーバス、青物、ヒラメといったターゲットを「引き寄せ」、バイトに持ち込む、モンスターショットが「釣れる」最大の理由なのです。

2. なぜ「モンスターショット 釣れない」のか？（4つの使い方）

「モンスターショット 釣れない」と感じているアングラーの多くは、このルアーが持つ「多彩な使い方」の一面、おそらく「ただ巻き」しか試していない可能性があります。モンスターショットは「4つの顔」を持つルアーです。

1. ただ巻き（S字アクション）：「モンスターショット ただ巻き」は基本ですが、これだけでは釣れない状況も多々あります。高速で巻けばワイド（幅が広い）なS字、低速で巻けばタイト（幅が狭い）なS字で泳ぎます。
2. リフト＆フォール：シーバスやヒラメがボトム（水底）や中層（ちゅうそう）に沈んでいる時、これが最強の武器となります。ロッド（竿）をあおってルアーを跳ね上げ、沈下させる。この落ちる瞬間にバイトが集中します。
3. ポッピング＆ダイブ：ロッドを立てて、水面で「ボコッ！」とスプラッシュを上げるポッパーのように使えます。水面を意識した青物やシーバスに絶大な効果を発揮します。
4. スキッピング：水面を「ピョン、ピョン」と跳ねさせるテクニック。ナブラ撃ちで、逃げ惑うベイトフィッシュを完璧に演出できます。

「釣れない」のではなく、その日の魚が「ただ巻き」を嫌い、「フォール」や「水面のアクション」に反応しているだけなのです。「モンスターショット 使い方」の引き出しを増やすことが、釣果への最短距離です。

3. モンスターショットのターゲットとおすすめサイズ（65, 80, 95で釣れる魚）

「モンスターショットのターゲットは？」その答えは、シンプルにフィッシュイーター全般です。「モンスターショット95で釣れる魚は？」と聞かれれば、シーバス、青物（ブリ、ヒラマサ、サワラ）、ヒラメ、マゴチ、シイラ、カツオ…と、そのアピール力と飛距離で、ほぼ全ての大型魚がターゲットになります。同様に「モンスターショット65で何が釣れる？」という問いには、シーバス（特に港湾部）、小型青物（ショゴ、サゴシ）、メッキ、カマス、さらには大型メバルやアジまで、その喰わせのサイズ感で、多魚種を魅了します。そして、「モンスターショット おすすめサイズ」の選び方は、このターゲットとベイトのサイズで決まります。

• 65S (25g)：「喰わせの65」。港湾部（ベイエリア）や、マイクロベイト（ハク、シラス）パターンに。
• 80S (30g)：「万能の80」。港湾部から河口、サーフまで、あらゆるフィールドのパイロットルアーに。
• 95S (40g)：「大遠投の95」。広大なサーフや、潮流の速い磯で、青物やヒラメをパワーと飛距離で攻めるための主力。

4. モンスターショットの沈下速度と「パクリ」の噂の真相

「モンスターショットの沈下速度は？」これは、「モンスターショット 使い方」の核心であるレンジコントロールを司る、極めて重要な要素です。DUEL（デュエル）の公式スペックによれば、95S(40g)の沈下スピードは「約3.2秒/m」とされています。

これは、1メートル沈むのに約3.2秒かかる、という意味です。この「遅すぎず、速すぎない」沈下スピードこそが、モンスターショットの武器。キャスト後、狙いたい水深まで「カウントダウン（例：水深10mを狙うなら、3.2秒 x 10m = 32秒待つ）」することで、任意のレンジ（中層〜ボトム）を正確に攻めることができます。また、「モンスターショット パクリ」という不穏なキーワードを目にすることがありますが、これは「誤解」です。

確かに、ヘビーシンキングペンシルというカテゴリーは以前から存在しました。しかし、モンスターショットが革新的だったのは、シンキングペンシルの飛距離と、ポッパーの水面アピールを、高次元で両立させた点にあります。このオリジナリティこそが、モンスターショットの真価なのです。

5. ルアーの色で1番釣れる色は？（カラー戦略の基本と不人気カラー）

「ルアーの色で1番釣れる色は？」これは、全てのアングラーが抱く、究極の問いです。その答えは、「状況に合った色」です。しかし、「正解」を導き出すための「2つの基本系統」は存在します。

• ナチュラル（リアル）系：イワシ、キビナゴなど、ベイトフィッシュに似せた色。日中、クリアウォーター、ベイト偏食時に「喰わせ」の力を発揮します。
• アピール系：チャート、ピンク、ゴールド（アカキンなど）。ナイトゲーム、マズメ、マッディウォーターで、魚に「気づかせる」ための色です。

「モンスターショット 何色が釣れる？」の答えは、この2系統を、あなたの目の前の状況に合わせて「正しく」選択した色のことなのです。「シーバスの不人気カラーは？」と聞かれることがありますが、例えば「マットブラック」は、日中の濁（にご）り水（みず）では「不人気」ですが、常夜灯のないナイトゲームで、空が明るい場合、下から見上げた「シルエット」が最もハッキリと出る「最強の釣れるカラー」へと変貌します。つまり、「不人気カラー」とは、アングラーがその色の「正しい使いどころ」を知らないだけなのです。

【厳選】モンスターショット 釣れるおすすめカラー＆サイズ5選

1. デュエル HARDCORE モンスターショット 95S (40g) ［HKN キビナゴ］

「モンスターショットでオススメの色は？」と問われ、もしたった一つだけ選ぶとしたら、この「HKN キビナゴ」は、その筆頭候補です。「モンスターショット 釣れるカラー」として、不動の地位を築いているこのカラーは、日本全国の沿岸で、シーバス、青物、ヒラメ…あらゆるフィッシュイーターのメインベイトとなるキビナゴを、リアルなホログラムで完璧に再現しています。

なぜ、このカラーが基準となるのか。それはあらゆる状況で、平均点以上を叩き出す信頼性にあります。あなたが、日中のデイゲームや、水が澄んだ状況、あるいはベイトフィッシュがキビナゴやイワシであると確信している場面で、このルアーをキャストしたとします。「モンスターショット95」（40g）の圧倒的な飛距離で、沖のナブラを直撃。

そして、ハイピッチなS字アクションでただ巻きすれば、この「HKN キビナゴ」のリアルなフラッシングが、狂乱するターゲットに対し、最も喰いやすいエサとして認識されます。「モンスターショット 使い方」の基本であるただ巻きでもリフト＆フォールでも、そのリアルな輝きがターゲットの警戒心を解き、バイトに持ち込みます。「モンスターショット おすすめカラー」のローテーションは、まずこの一本から。あなたの基準となり、最も多くの魚を連れてきてくれる、絶対的なお守りとなるカラーです。

2. デュエル HARDCORE モンスターショット 95S (40g) ［HGR アカキン］

「モンスターショット おすすめカラー」において、「マズメ時（朝・夕）」と「濁り」を制圧するカラー。それが「HGR アカキン」です。アカキンとは、ゴールドベースに、背中が赤という、ソルトウォーターの「アピールカラーの王様」。このカラーが、なぜこれほどまでに「釣れる」のか。それは光量と水の透明度に秘密があります。

まず、朝夕のマズメ時。太陽光が赤みを帯びるこの時間帯は、ゴールドの反射が水中で最も生々しく輝き、魚の捕食本能を最高潮に刺激します。また、水が濁っている状況下でも、ゴールドの強い反射は、濁りを透過し、遠くの魚にまでその存在を知らせることができます。

「モンスターショット95」(40g）の圧倒的な飛距離で、広大なサーフのボトムからの「リフト＆フォール」で誘う時、このアカキンの強烈なアピールが、砂底に潜むヒラメや、回遊する青物に見つけさせ、そして喰わせるのです。「モンスターショット 釣れるカラー」として、ナチュラル系とは対極の、強烈なアピール力を持つ一本として、ボックスに必須のカラーです。

3. デュエル HARDCORE モンスターショット 80S ［HPI ピンクイワシ］

「モンスターショットのオススメサイズは？」という問いに、「80S（30g）」と答えるアングラーは少なくありません。なぜなら、飛距離、アピール力、喰わせのサイズのバランスが、最も日本の沿岸フィールドにマッチしているからです。その万能サイズにおいて、最強のパイロットカラーとなるのが「HPI ピンクイワシ」です。

このカラーは、「HKN キビナゴ」が持つリアルなイワシのフラッシングという喰わせの要素と、「ピンク」の背中と腹部がもたらすアピール力・視認性という、二つの相反する要素を一つのボディに両立させています。このカラーが輝くのは、まずアングラー側のメリット。ピンクの背中は、ルアーが今どこを泳いでいるのかを把握する目印となり、繊細な操作を可能にします。

次に、魚側へのメリット。マズメ時や、やや濁りが入った状況下で、このピンクが、リアルなイワシのシルエットを適度に強調し、魚にルアーの存在を気づかせます。80SのタイトなS字アクションと、この「ピンクイワシ」の万能なアピールが融合した時、シーバス、青物、ヒラメ…「モンスターショットで何が釣れますか？」の答えの全てを、この一本で狙うことが可能です。リアルでは弱いが、チャートでは強すぎる。その中間を埋める、必携の一本です。

4. デュエル HARDCORE モンスターショット 80S ［MCL マットチャート］

「モンスターショット 釣れるカラー」として、ナイトゲームと濁りを制圧する、アピール系カラー。それが「MCL マットチャート」です。「80S（30g）」という万能サイズでこのカラーを持つことには、戦略的な意味があります。ナイトゲームの港湾部や、雨後の河川。光量がゼロに近い状況で、魚は視覚よりも波動とシルエットで獲物を探しています。

その時、鮮やかな蛍光イエローは、ルアーのシルエットを、水中に最もハッキリと浮かび上がらせます。さらに「MCL（マット＝艶消し）」加工が、常夜灯などの余計な光の反射を抑え、色そのものの存在感を際立たせるのです。

モンスターショット80Sが放つタイトなS字の波動と、この最強のシルエットが組み合わさることで、スレたシーバスのリアクションバイトを強制的に引き出します。「モンスターショット 使い方」のデッドスローでも、その存在感は抜群。リアル系（キビナゴ、ピンクイワシ）に全く反応が無い時、このマットチャート」が、沈黙を破る起爆剤となるでしょう。

5. デュエル HARDCORE モンスターショット 65S ［TM クリアー］

「モンスターショット65 おすすめカラー」として、究極の喰くわせを担う、シークレットカラー。それが「HLCL クリアー」です。このカラーは、ボディが完全な透明。なぜ、色が無いルアーが釣れるのか。それは、プレッシャーの頂点に達した、現代のフィールドにこそ理由があります。日中のデイゲーム、あるいは常夜灯に照らされた激戦区。

シーバスは、ルアーを色やシルエットで偽物と見破ることを学習しています。この時、「TM クリアー」は、水中でその輪郭を完全に消し去り、ターゲットの警戒心をゼロにします。魚は、ルアーの存在感ではなく、モンスターショット65が放つハイピッチなS字の波動だけを捉え、それが本物のベイトフィッシュであると誤認します。

特に、シラスやハク（ボラの稚魚といった、透明に近いマイクロベイトを偏食している状況下では、このクリアーというカラーは、他のどのリアルカラーよりもリアルな存在となります。「モンスターショット 釣れない」と嘆く、最後の最後に投げてほしい。波動だけで喰わせる、究極のステルス戦略を可能にする、玄人好みの一本です。

まとめ：モンスターショットの「カラー」は「戦略」。釣れない状況を打破せよ

「モンスターショット おすすめカラー」を巡る旅は、単に色を選ぶことではなく、戦略を選ぶことだったとお分かりいただけたでしょうか。「ルアーの色で1番釣れる色は？」という問いの答えは、その状況に合った色であること。そして、「モンスターショット 釣れない」という悩なやみは、多くの場合、カラー以前の使い方やレンジが合っていないだけだ、ということも解明しました。

我々は、モンスターショットのターゲットが無限であること、おすすめサイズ（65S, 80S, 95S）がフィールドによって明確に異なること、そしてモンスターショットとヘビーショットの違いがアピールかナチュラルか、という明確な戦略の違いにあることを学びました。「モンスターショット 青物 カラー」にはフラッシングを、「シーバス・ヒラメ」には状況に応じたローテーションを。その答えとなる「釣れるカラー」を、あなたはもう手に入れたはずです。

あなたの日の前のフィールドを想像してみてください。水は澄んでいますか？ 濁っていますか？ ベイトは何ですか？ 答えは、全てフィールドにあります。モンスターショットという最強の弾丸に、この記事で得たカラーという名の弾頭を込め、あなたの戦略を実行してください。「HKN キビナゴ」の基準を信じ、「HGR アカキン」の「アピール」で攻め、「TM クリアー」の「ステルス」で仕留める。その答えの一投が、あなたの自己記録という限界を、痛快に打ち破ってくれるはずですから。