目の前の広大な海で、はるか沖にナブラが立った。あなたはデュエルのモンスターショットを手に取ります。しかし、その瞬間、棚に並んだ様々なパッケージを見て手が止まる。「モンスターショットの重さ」は、一体どれを選べば正解なのか。モンスターショット95sの重さは40gですが、80mmの30gとどう使い分けるのか。
65mmの重さ、25gというのは一体どんなタックルで投げるのか。デュエル モンスターショットの重さ一覧を見比べ、自分のロッドに最適な、そして今日この海で勝つためのおすすめの重さはどれなのか、深く悩んでいるのではないでしょうか。このルアーは、その重さこそが最大の武器であり、同時に最大の謎でもあります。重すぎて使い方が分からない、あるいは、ただ巻きだけでは釣れないという声も聞かれます。
この記事では、25gから60gまで、各サイズの重さが持つ本当の意味と、そのウエイトを飛距離と釣果に変えるための具体的な使い方、釣れるカラーまで、あなたの迷いを確信に変えるための全てを徹底的に解説します。
この記事のポイント
- デュエル モンスターショットの全サイズの重さ一覧と特徴を解説
- モンスターショット95s (40g) や65mm (23g) など、各重さの具体的な使い方
- 重さを活かした飛距離とアクション、釣れない状況を打破するメソッド
- 重さ別のおすすめルアーと、実績の高い釣れるカラーを紹介
1. モンスターショットの重さ一覧とウエイト別戦略
- デュエル モンスターショットの重さ一覧 (全サイズ)
- モンスターショット95sの重さは何グラム?40gの戦略
- モンスターショット65の重さは?25gの衝撃と使い方
- モンスターショット80の重さ(30g)が基準となる理由
- モンスターショットは「パクリ」?その独創的な重さの秘密
1. デュエル モンスターショットの重さ一覧 (全サイズ)
デュエル モンスターショットは、そのサイズごとに明確な目的を持った重さが設定されています。このウエイトこそが、ジグの飛距離とプラグのアクションを両立させる核心部です。まず、全サイズの重さ一覧を把握することが戦略の第一歩です。最小の65mmは25g。次に80mmは30g。そして、シリーズの中核をなす95mmは40g。さらに大型ベイトに対応する110mmは50g、最大サイズの125mmは60gというラインナップです。
この重さ設定の凄さは、一般的な同サイズのミノーやシンキングペンシルと比較すると、まさに異次元の重量であることです。例えば95mmのルアーで40gというのは、ほぼメタルジグに匹敵します。この圧倒的な重さがあるからこそ、シーバスロッドのMHクラスやショアジギングロッドで、逆風を切り裂くような100m近い飛距離を叩き出すことが可能です。しかし、ただ重いだけではジグと変わりません。
モンスターショットは、この重さを持ちながら、ただ巻きでは強烈なローリングアクションを、そしてフォールでは水平姿勢でのシミーフォールを実現しています。この重さ一覧を理解し、自分のタックルとフィールドで扱える最大・最小の重さを知ることが、モンスターショットを使いこなす鍵となります。
2. モンスターショット95sの重さは何グラム?40gの戦略
モンスターショット95sの重さは何グラムですか?という質問は、このルアーを象徴する問いであり、答えは40gです。この40gという重さこそ、モンスターショット95mmをショアキャスティングにおける万能選手たらしめている最大の要因です。
サーフ、堤防、磯、あらゆるフィールドで、この40gというウエイトが圧倒的な飛距離というアドバンテージをもたらします。一般的なシーバスロッドのMやMHクラス、あるいはライトショアジギングロッドで最も快適に振り抜ける重量であり、安定した飛行姿勢と相まって、誰も届かなかった沖のナブラや潮目を直撃することを可能にします。
しかし、この40gの本当の価値は飛距離だけではありません。この重さがあるからこそ、荒れた海況や強い流れの中でも、水面から飛び出すことなく足元までしっかりと泳ぎ切らせることができます。また、深場を攻める際にも、素早くボトムを取り、そこからのリフトアンドフォールで広範囲を探ることが可能です。
40gという重さを生かしたただ巻きでの強波動、ジャークでのキレのあるダート、そしてフォールでの食わせのアクション。これらを使い分けることで、シーバス、青物、ヒラメと、ターゲットを選ばない釣りが展開できるのです。
3. モンスターショット65の重さは?23gの衝撃と使い方
モンスターショット65の重さは、その小さなボディに似つかわしくない23gという衝撃的なウエイトが設定されています。65mmのプラグといえば、通常は10gにも満たないものが大半です。その中で25gという重さは、まさに規格外。このアンバランスとも思える設計こそ、モンスターショット65を唯一無二の存在にしています。
この重さの最大のメリットは、小型ベイトを偏食している、いわゆるマイクロベイトパターンにおいて、ジグ並みの飛距離でその群れのど真ん中や、その先のポイントを攻略できる点にあります。これまでの小型ミノーでは到底届かなかったエリアを、リアルなシルエットのプラグで攻められるのです。港湾部のシーバス狙い、あるいは堤防からのサゴシやメッキ、小型回遊魚狙いでは、この飛距離が決定的な差を生みます。
使い方は、ただ巻きでの高速ローリングアクションが基本ですが、その重さを利用したボトム付近でのリフトアンドフォールも非常に有効です。25gという重さがあるため、MLクラス以上のシーバスロッドや、強めのエギングロッドでも快適にキャストできる点も魅力です。この小さな巨人は、あなたのフィネスゲームの常識を覆すでしょう。
4. モンスターショット80の重さ(30g)が基準となる理由
モンスターショット80mmの重さである30gは、ラインナップの中で絶妙なバランスを持つ、第二のスタンダードと呼べるウエイトです。95mmの40gではアピールが強すぎる、あるいはベイトサイズが小さい、しかし65mmの25gでは少しアピールが弱いかもしれない。そんなシチュエーションにおいて、この30gという重さが完璧にマッチします。
30gという重さは、シーバスロッドのMLクラスからMクラスで非常に扱いやすく、9.6ft前後のロッドで振り抜けば、安定して70m以上の飛距離を稼ぎ出すことができます。この重さにより、95mmよりもややスローなフォールスピードと、より軽快なダートアクションを実現しています。これが、プレッシャーの高いフィールドや、低活性でルアーを見切るようなターゲットに対して、非常に効果的な食わせの要素となります。
サーフでのヒラメ狙い、堤防からのタチウオやサゴシゲームにおいて、この80mm/30gのシルエットとアクションが、その日の当たりルアーになることは非常に多いです。モンスターショットが釣れないと感じる時、重さやサイズを95mmから80mmへローテーションするだけで、突然バイトが集中することもあるのです。
5. モンスターショットは「パクリ」?その独創的な重さの秘密
モンスターショットが登場した際、一部で「パクリ」ではないかという声が上がったことがありました。確かに、ヘビーウエイトのシンキングペンシルというジャンルは、他にも存在します。しかし、モンスターショットの設計思想は、それらとは一線を画す独創性に満ちています。
その秘密は、単に重いルアーを作ったのではなく、その重さをいかにプラグとしてのアクションに昇華させるかにあります。多くのヘビーシンペンが、飛距離と引き換えにアクションを犠牲にしがちな中、モンスターショットは違います。例えば95mmの40gという重さの中心に、固定ウエイトでありながら重心を最適化する設計(ソリッドウエイト)を採用。
これにより、キャスト時は弾丸のように飛び、リトリーブ時はボディを激しく揺さぶるローリングアクションを生み出し、フォール時は水平姿勢を保ったままローリングするシミーフォールを実現しました。この「飛ぶ・泳ぐ・沈む」の三拍子を、異次元の重さで成立させたことこそがモンスターショットの革新性です。パクリどころか、この重さを完全にコントロール下に置いた設計こそ、デュエルというメーカーの技術力の高さを証明していると言えるでしょう。
2. 重さで選ぶ!モンスターショット おすすめカラーモデル5選
- デュエル ハードコア モンスターショット 95mm 40g
- デュエル ハードコア モンスターショット 80mm 30g
- デュエル ハードコア モンスターショット 65mm 25g
- デュエル ハードコア モンスターショット 110mm 50g
- デュエル ハードコア モンスターショット 95mm 40g
1. デュエル ハードコア モンスターショット 95mm 40g
あなたがモンスターショットの重さ選びで迷い、最初の一本を決めかねているなら、答えは明確です。この95mm、重さ40gのモデルこそ、あなたが最初に手にすべき一本です。なぜなら、このルアーはショアキャスティングゲームのあらゆる局面を想定し、最も高い汎用性を持つように設計された究極のスタンダードだからです。
40gという重さは、シーバスロッドのMからMHクラス、あるいはライトショアジギングロッドで、その性能を100%引き出すことが可能です。逆風をものともしない圧倒的な飛距離は、これまで指をくわえて見ているしかなかった遥か沖のナブラや潮目を、あなたの射程距離へと変えてくれます。そして、その重さが生み出す強烈な波動のローリングアクションは、広大なサーフや堤防で、遠くにいる高活性なシーバスや青物にその存在を猛烈にアピールします。
さらに、ロッドを軽くあおれば、左右に激しくダートし、追ってきた魚のリアクションバイトを誘発。フォールさせれば、水平姿勢でローリングしながら沈むシミーフォールが、ヒラメやマゴチ、低活性の青物にも口を使わせます。その中でも、特におすすめしたいカラーが「HPI ピンクイワシ」です。背中の鮮やかなピンクは、朝夕のマズメ時における視認性を高め、魚へのアピールも抜群。
ベリー(腹側)のホログラムは、イワシのリアルなフラッシングを再現し、ナチュラルさとアピール力という相反する要素を両立させています。この釣れるカラーと40gという万能な重さの組み合わせは、あなたのタックルボックスのエースとして、あらゆる状況で答えを出し続けてくれるはずです。
2. デュエル ハードコア モンスターショット 80mm 30g
95mmの40gでは強すぎる、ベイトが小さい、プレッシャーが高い。そんなタフな状況でこそ輝きを放つのが、この80mm、重さ30gのモデルです。この30gという重さは、モンスターショットの性能を維持しつつ、より多くのタックルで扱えるように設計された、戦略的なウエイトです。
一般的なシーバスロッドのMLクラスでも快適にフルキャストが可能で、しなやかなロッドでもルアーの重さをしっかり乗せて飛ばすことができます。飛距離は95mmに一歩譲るものの、そのコンパクトなシルエットと、より軽快になったアクションレスポンスが、スレたターゲットに対して絶大な効果を発揮します。95mmのアクションが「強」であるならば、80mmのアクションは「中」。
この程よいアピール力が、激戦区の堤防や、日中のサーフゲームで、他のアングラーとの差を生み出します。そして、この80mmで選ぶべきおすすめカラーが「HSMA スケブルクリア」です。透き通ったクリアボディに、青みがかったホログラムが内蔵されたこのカラーは、まさにシラスや小型カタクチイワシそのもの。
日中の光を透過させ、水に溶け込むようなナチュラルさでありながら、ふとした瞬間にホログラムがキラリと反射し、ターゲットにその存在を気づかせます。モンスターショットが釣れないと感じる原因が、ルアーのアピール過多にある場合、このクリアカラーと30gという重さの組み合わせが、突破口となることは間違いありません。喰い渋る魚の最後の砦をこじ開ける、必殺の切り札として、あなたのボックスに常備すべき一本です。
3. デュエル ハードコア モンスターショット 65mm 25g
モンスターショットシリーズの中で、最も異端であり、最も革命的な存在。それが、この65mm、重さ25gのモデルです。このルアーを手にした瞬間、誰もがそのアンバランスなまでの重量感に驚くでしょう。わずか6.5cmのボディに、同サイズのミノーの3倍近い25gという重さを凝縮。この常識破りの設計思想こそ、あなたの釣りをネクストレベルへと引き上げる力を持っています。
その最大の武器は、マイクロベイトパターンにおける圧倒的な飛距離。春先のシラスパターンや、港湾部の小型ベイト偏食シーバスを狙う際、通常の小型プラグでは届かなかった対岸の明暗や、沖の潮目を、この65mmはいとも簡単に直撃します。このアドバンテージは、釣果において決定的な差となります。そして、この小さなボディに搭載すべきおすすめカラーが「HGR アカキン」です。
ゴールドのボディに赤い背中を組み合わせたこのカラーは、濁り潮の中でもシルエットをはっきりとさせ、魚に発見されやすいという特徴があります。さらに、ゴールドの強烈なフラッシングは、小型ながらも広範囲にアピール。デイゲームでのリアクションバイト狙いはもちろん、マズメ時やナイトゲームにおいても、その派手なカラーがターゲットの捕食本能を強く刺激します。
25gという重さを生かしたボトム付近でのリフトアンドフォールでも、このアカキンは抜群の効果を発揮します。この小さな巨人が、あなたのホームフィールドの難攻不落だったポイントを、フィーバータイムへと変えてくれるでしょう。
4. デュエル ハードコア モンスターショット 110mm 50g
あなたが狙うのが、アベレージサイズではなく、その海域の主とも言える大型の青物や、座布団ヒラメであるならば、この110mm、重さ50gのモデルこそが、あなたの夢を現実にするための最短距離です。95mmの40gでも届かない、さらにその先へ。50gというヘビーな重さが、Mクラス以上のショアジギングロッドの反発力を最大限に引き出し、100mの壁を超える異次元の飛距離を可能にします。
このルアーの存在感は、他のモデルとは一線を画します。110mmの大きなシルエットと、50gの重さが生み出す強烈な波動は、広大なサーフや荒磯において、深場に潜むランカークラスの魚にさえ、その存在を気づかせます。コノシロや大型のイワシといったビッグベイトを捕食している状況では、このサイズでなければ見向きもされないことさえあります。
このランカーキラーに搭載したい釣れるカラーが「HBPC ブルピンキャンディ」です。青物狙いにおいて、もはや説明不要の王道カラーであるブルーとピンクの組み合わせ。背中のブルーは晴天時の空と海に溶け込み、ベリーのピンクはマズメ時の薄暗い中でも強烈にアピールします。
さらに、ボディサイドのシルバーホロが強烈なフラッシングを生み出し、ターゲットの闘争心を最高潮に高めます。このルアーを信じて投げ続ける覚悟、そして50gの重さを受け止めるタックル。それらすべてが揃った時、あなたはまだ見ぬ怪物の姿を拝むことになるはずです。
5. デュエル ハードコア モンスターショット 95mm 40g
最初の一本として95mmのピンクイワシをおすすめしましたが、もしあなたが二本目、あるいはよりナチュラルな攻め手を求めているのであれば、同じ95mm/40gの「HKN キビナゴ」を強く推奨します。なぜ同じサイズを二本も持つ必要があるのか。それは、ルアーフィッシングが、アピールとナチュラルの使い分けこそが釣果を分けるゲームだからです。
ピンクイワシが、マズメ時や高活性な魚にアピールする「攻め」のカラーであるならば、このキビナゴは、日中のクリアな潮や、プレッシャーの高い状況で魚に口を使わせる「喰わせ」のカラーです。背中の淡いブルーグリーンと、シルバーのホログラムボディ、そして腹部のかすかなクリア感は、日本の沿岸に生息するベイトフィッシュ、キビナゴやイワシの姿を完璧に模倣しています。スレたシーバスや、ルアーをじっくりと見定めるヒラメにとって、この上なくリアルなシルエットは、警戒心を抱かせることなくバイトへと導きます。
モンスターショットが釣れないと感じるシチュエーションの多くは、ルアーのアピールが強すぎることが原因です。そんな時、40gという圧倒的な飛距離のアドバンテージはそのままに、カラーだけをこのナチュラルなキビナゴに変える。たったそれだけのことで、それまでが嘘だったかのようにバイトが連発することがあります。攻めのピンクと、喰わせのキビナゴ。この二色の95mm/40gを揃えることで、あなたのモンスターショット戦略は、あらゆる状況に対応可能な、死角のない布陣へと完成するのです。
まとめ:モンスターショットの重さを制し、ショアゲームを制する
モンスターショットの重さという、深くも難解なテーマを巡る旅が、今終わろうとしています。デュエル モンスターショットの重さは、65mmの25gから125mmの60gまで、単なる数字の羅列ではありません。それは、あなたのタックルと、目の前の海、そしてターゲットを繋ぐための、緻密に設計された戦略そのものです。
95sの重さである40gがなぜスタンダードなのか、23gの衝撃がいかなる状況を打破するのか。その重さの意味を理解した今、あなたのルアーセレクトには、もはや迷いはないはずです。あなたの次なる具体的なアクションは、自分のロッドの適合ルアーウエイトを確認し、この記事で紹介した中から、あなたの右腕となる一本を選び出すことです。
もし、まだ決めかねているのなら、95mmの40gを手に取ってください。その一本を基準に、あなたの戦略は無限に広がっていきます。モンスターショットの重さを制することは、ショアキャスティングゲームの飛距離とレンジを制することに他なりません。使い方が分かり、重さを味方につけたあなたは、これまで届かなかったあのナブラの中心で、夢にまで見たターゲットの強烈な引きを味わうことになるでしょう。
