広大なサーフ、見渡す限りの大海原。はるか沖で、水面が突如として沸き立つナブラ。あなたはロッドを握りしめ、ジグをフルキャストするも、無情にも届かない。そんな悔しさを味わったことはありませんか。ジグでは沈下が早すぎて見切られ、ミノーでは到底届かない。
このジレンマを打ち破るために開発されたのが、デュエルのモンスターショットです。まさにプラグのアピール力と、ジグの圧倒的な飛距離を融合させたこのルアーは、多くのショアアングラーの武器となっています。しかし、その性能を最大限に引き出すには、モンスターショットのおすすめサイズを正しく理解し、状況に合わせて使い分けることが不可欠です。どのサイズを選べばよいのか、モンスターショットのおすすめサイズ選びで迷っている方も多いでしょう。
この記事では、65mm、80mm、95mmといった各サイズの特徴から、驚異的な飛距離の秘密、釣れないという噂の真相、そして青物やシーバスを仕留めるためのおすすめカラーまで、あなたの疑問を徹底的に解消します。
この記事のポイント
- デュエル モンスターショットの全サイズ(65, 80, 95, 110, 125)の特徴と使い分けを解説
- モンスターショット65や95が叩き出す驚異的な飛距離の秘密がわかる
- 釣れないという誤解を解き、ただ巻きやフォールといった正しい使い方を習得できる
- シーバスロッドMとMLの選び方や、適切なリングサイズなどタックルセッティングを網羅
1. モンスターショットを使いこなす!基本性能とタックル選び
- デュエル モンスターショットのサイズラインナップ全解説
- モンスターショット65の常識破りな飛距離とその秘密
- モンスターショットに最適なロッドはMかMLか?
- モンスターショットは釣れない?誤解を生む理由と正しい使い方
- 交換は必要?モンスターショットの推奨フック&リングサイズ
1-1. デュエル モンスターショットのサイズラインナップ全解説
デュエルが誇るモンスターショットのサイズ展開は、ショアから狙えるあらゆるターゲットと状況を網羅しています。現在、65mm、80mm、95mm、110mm、そして125mmという5つのサイズがラインナップされています。最小の65mmは、港湾部のシーバスやメッキ、小型青物を狙うのに最適で、その小さなシルエットからは想像もつかない飛距離を誇ります。
80mmは、ベイトが小さいながらも飛距離が求められるサーフや堤防でのスタンダードサイズ。95mmは、おそらく最も多くのユーザーが手にするであろう、飛距離、アクション、アピール力のバランスが最も取れたオールラウンドモデルです。シーバスから青物まで、まずはこのサイズから入るのがおすすめです。
110mmと125mmは、明らかに大型の青物や、コノシロなど大型のベイトを捕食しているランカーシーバスをターゲットにしたビッグゲームモデルです。重要なのは、これらのサイズが単なる大きさ違いではなく、それぞれに最適な重量バランスとアクションが設定されている点です。詳細はデュエルの公式製品ページでも確認できますが、自分のフィールドとターゲットに合わせてサイズを選ぶことが、モンスターショットを使いこなす第一歩となります。
1-2. モンスターショット65の常識破りな飛距離とその秘密
モンスターショット65について語るとき、誰もがまず驚愕するのがその飛距離です。わずか6.5cmのボディに25gという高比重設計が施されており、これは同サイズの一般的なプラグとは比較にならないほどの重量です。この超高比重ボディと、空気抵抗を極限まで抑えた弾丸のようなエアロフォルムが組み合わさることで、まるでジグを投げているかのような圧倒的なキャストフィールと飛距離を実現します。
特に、強風が吹き荒れる逆風のコンディションでも、風を切り裂いて安定した飛行姿勢を保ち、狙ったポイントへと突き進んでいきます。この飛距離は、港湾部や小規模河川といったシチュエーションにおいて、これまで届かなかった対岸の橋脚や、沖の潮目を直撃できるという、計り知れないアドバンテージをもたらします。
ベイトが小さく、通常の小型ミノーではアピールも飛距離も足りない、かといってジグではアクションが強すぎる。そんなジレンマを一気に解決するのがモンスターショット65なのです。その小さな体に秘められた爆発的な飛距離こそ、タフな状況を打開するための最強の武器と言えるでしょう。
1-3. モンスターショットに最適なロッドはMかMLか?
モンスターショットのポテンシャルを最大限に引き出すため、ロッド選びは非常に重要です。特にシーバスロッドで代用する場合、M(ミディアム)クラスとML(ミディアムライト)クラスのどちらを選ぶべきか、悩む方も多いでしょう。結論から言えば、使用するモンスターショットのおすすめサイズによって最適解が変わります。
例えば、65mm(25g)や80mm(30g)をメインに使用するのであれば、MLクラスのシーバスロッドでも対応可能です。MLクラスのしなやかなティップは、ルアーの重みを乗せてしっかりと曲がり、反発力を使って遠くへ弾き飛ばすことができます。しかし、95mm(40g)や110mm(50g)、125mm(60g)といった重量級サイズをフルキャストし、さらにキレのあるアクションを加えることを想定するならば、Mクラス、あるいはMH(ミディアムヘビー)クラスのロッドが断然有利です。
40gを超えるルアーをMLクラスで投げ続けると、ロッドへの負担が大きく、破損のリスクも高まります。また、重いルアーをしっかりと振り抜くには、バットパワーのあるMクラス以上のロッドでなければ、モンスターショット本来の飛距離は出せません。自分のメインフィールドで多用するサイズを基準に、ロッドのパワーを選ぶことが重要です。
1-4. モンスターショットは釣れない?誤解を生む理由と正しい使い方
モンスターショットは釣れない、という声を聞くことがありますが、その多くはルアーの特性を誤解しているか、使い方がマッチしていないケースがほとんどです。このルアーはジグのように重いですが、その本質はシンキングペンシル、あるいはヘビーミノーにあります。もし、ジグのように激しくシャクり、高速で巻き取るだけの使い方をしているなら、その性能の半分も引き出せていません。
モンスターショットの正しい使い方は多彩です。まずはただ巻き。高比重ボディがもたらす安定した姿勢で、強烈なローリングフラッシングを伴いながら泳ぎます。次に、ワンピッチジャーク。ロッドを軽くあおれば、左右に激しくダートし、強烈なアピールを繰り出します。そして最も重要なのがフォール。水平姿勢を保ったまま、ローリングしながらゆっくりと沈むシミーフォールは、弱ったベイトを完璧に演出し、低活性なターゲットのバイトを誘発します。
つまり、巻くだけでなく、ジャークで誘い、フォールで食わせるというコンビネーションが可能なのです。釣れないと感じる時は、ただ巻きのスピードを変えてみる、あるいはジャーク後のフォール時間を長く取るなど、使い方に変化をつけてみてください。その多彩なアクションを理解した時、モンスターショットは最強の武器へと変わるはずです。
1-5. 交換は必要?モンスターショットの推奨フック&リングサイズ
モンスターショットは、購入時の状態で非常に強力なフックとリングが標準装備されており、シーバスクラスであればそのまま使用しても全く問題ありません。しかし、ターゲットが大型の青物、例えばワラサやブリ、ヒラマサといった強烈な引きを持つ魚である場合、万全を期すためにフックとリングの交換を検討する価値はあります。
特に95mm以上のサイズで大型青物を狙う場合、フックはより太軸で強度のあるもの(例えば、カルティバのST-56やSTX-58など)に交換すると安心感が増します。その際、純正フックと重量を合わせないと、ルアー本来のアクションが損なわれる可能性があるため注意が必要です。リングサイズに関しては、モンスターショット95であればメーカー推奨は#4ですが、青物狙いであれば#5にサイズアップするアングラーも多いです。
ただし、リングを強化するということは、その分フックやライン、ロッドに負担が集中することを意味します。モンスターショットのリングサイズを交換する際は、全体のタックルバランスを考慮することが重要です。まずは純正のセッティングでその高い基本性能を体感し、自分の狙うターゲットやファイトスタイルに合わせて微調整していくのが良いでしょう。
2. 釣果直結!モンスターショット おすすめサイズ&カラー5選
- デュエル ハードコア モンスターショット 95mm 40g 迷ったらコレ!究極のオールラウンダー
- デュエル ハードコア モンスターショット 80mm 30g 喰い渋りを打破するスタンダード
- デュエル ハードコア モンスターショット 110mm 50g 広大なサーフを制圧するランカーキラー
- デュエル ハードコア モンスターショット 65mm 25g 港湾・小規模ベイト最強の切り札
- デュエル ハードコア モンスターショット 125mm 60g 荒磯の大型青物を仕留める最終兵器
2-1. デュエル ハードコア モンスターショット 95mm 40g 迷ったらコレ!究極のオールラウンダー
もしあなたが、どのモンスターショットのサイズを買うべきか、たった一つだけ選ぶように言われたとしたら、迷わずこの95mmをおすすめします。まさにモンスターショットシリーズの中核を成す、究極のオールラウンドモデルです。40gという重量は、一般的なシーバスロッドのMクラスや、ショアジギングロッドのMLからMクラスで最も快適にフルキャストできるウエイトであり、その飛距離は平均90mオーバー、最大で100mを超えるという驚異的なデータ(メーカーテスト値)を叩き出しています。
これは、もはやジグの領域です。しかし、その本質はあくまでプラグ。ただ巻きでは、ボディを激しくローリングさせながら、強烈なフラッシングと波動で広範囲の魚にアピールします。そして、ひとたびロッドアクションを加えれば、左右へのキレのあるダートで、追尾してきた魚の捕食スイッチを強制的にオンにします。さらに特筆すべきは、そのフォール姿勢。水平ローリングフォール(シミーフォール)は、弱ったベイトそのもの。
このただ巻き・ダート・フォールの三つのアクションを組み合わせることで、表層からボトムまで、あらゆるレンジを多彩な誘いで攻略可能です。ターゲットはシーバス、ヒラメ、マゴチといったフラットフィッシュから、サワラ、ワラサ、カツオといった青物まで、まさに無限大。カラー選びに迷ったら、まずはリアルなイワシやキビナゴ、朝夕マズメに強いピンク系(例:ピンクイワシやブルピンキャンディ)がおすすめです。
青物を強く意識するなら、背中がブルーやグリーンの定番カラーは外せません。この一本がタックルボックスにあるという安心感は、あなたのショアゲームを根本から変える力を持っています。あの届かなかったナブラ、反応しなかった魚が、このモンスターショット95によって、あなたの射程圏内に入ってくるのです。
2-2. デュエル ハードコア モンスターショット 80mm 30g 喰い渋りを打破するスタンダード
モンスターショット95mmではアピールが強すぎる、あるいはベイトフィッシュのサイズが明らかに小さい。そんな、喰い渋るタフな状況を打開するために設計されたのが、この80mm/30gモデルです。95mmから一回りコンパクトになったシルエットは、シラスやカタクチイワシといった小型ベイトを偏食しているターゲットに対して、絶大な威力を発揮します。
あなたは、目の前でナブラが起きているのに、どんなルアーを投げても反応しないという、もどかしい経験をしたことはありませんか。そんな時、魚はルアーのサイズに極めてセレクティブになっています。この80mmという絶妙なサイズ感こそが、その強固な壁を打ち破る鍵となるのです。30gというウエイトは、一般的なシーバスロッドのMLクラスでもフルキャストが可能でありながら、その飛距離は小型ルアーの常識を遥かに超えています。
ただ巻きでは95mm譲りのハイピッチローリングアクションで泳ぎ、ジャークを加えれば軽快に左右へダート。そして、フォールではしっかりと食わせの間を作り出します。サーフでのヒラメ狙いから、堤防でのサゴシ・タチウオゲーム、もちろんシーバスにも最適です。95mmを投げて反応が得られない時、この80mmにサイズダウンすることで、それまでが嘘のようにバイトが連発するケースは少なくありません。
まさに、もう一つのスタンダードと呼ぶにふさわしいこのモデルは、あなたのルアーローテーションに欠かせない、強力な一手となるでしょう。特に、クリア系のカラー(例:クリアーやケイムラカタクチ)は、スレた状況下で無類の強さを発揮する釣れるカラーとして知られています。
2-3. デュエル ハードコア モンスターショット 110mm 50g 広大なサーフを制圧するランカーキラー
広大なサーフ、強風が吹き荒れる外洋、あるいはコノシロや大型のイワシがベイトとなっている状況。あなたが狙うのが、アベレージサイズではなく、そのフィールドの主とも言えるランカークラスであるならば、このモンスターショット110mm/50gこそが、あなたの右腕となるルアーです。95mmよりもさらに大きなシルエットと強烈な波動は、他のルアーを圧倒するアピール力を持ち、遠く深くに潜む大型魚の闘争心と捕食本能を激しく揺さぶります。
50gというヘビーウエイトがもたらす飛距離は、もはや異次元の領域。追い風に乗せれば、遥か彼方のブレイクラインや、沖の潮目をいとも簡単に射程に収めます。このルアーの真骨頂は、そのアピール力を活かしたリフトアンドフォールです。ボトムまで沈め、ロッドを大きくあおってアピールし、再びフォールさせる。この繰り返しの中で、水平ローリングフォールが強烈なフラッシングを放ち、ヒラメや大型マゴチ、そして座布団サイズのヒラメが猛然とバイトしてきます。
もちろん、青物に対するアピール力は絶大。ただ巻きやワンピッチジャークで表層から中層を攻略すれば、ワラサやブリクラスが水面を割って飛び出してくることも珍しくありません。おすすめカラーとしては、フラッシングで広範囲にアピールするメッキ系(例:ヒラメゴールドやアカキン)や、大型ベイトを模したコノシロ、チャート系のカラーがランカー狙いには効果的です。
このルアーをフルキャストするにはMクラス以上の強めのロッドが必要となりますが、それを補って余りある圧倒的な存在感とパワー。夢の大物を本気で獲りたいと願うアングラーだけが、その真価を理解できるはずです。
2-4. デュエル ハードコア モンスターショット 65mm 25g 港湾・小規模ベイト最強の切り札
モンスターショットシリーズの中で、最もフィネスでありながら、最も過激なスペックを持つのが、この65mm/25gモデルです。わずか6.5cmのボディに、同サイズのミノーの3倍近い重量を詰め込んだ超高比重設計。このアンバランスとも思えるセッティングが、港湾部や小規模河川、野池といったフィールドで、これまで誰も攻めきれなかった領域を攻略する鍵となります。あなたは、対岸の明暗部や、沖のボイルに、手持ちのルアーが届かず唇を噛んだ経験はありませんか。
モンスターショット65は、その小さなシルエットからは想像もつかないロケットのような飛距離で、それらのポイントをいとも簡単に射程に収めます。使い方は無限大。ただ巻きでは、高速ローリングアクションで泳ぎ、シーバスやメッキのバイトを誘発。ワンピッチジャークでは、その重さを活かしてキレのあるダートを見せ、リアクションバイトを誘います。
そして、このルアーの真価は、都市型河川でのボトム攻略にもあります。ジグヘッドリグやバイブレーションでは根掛かりが多発するような場所でも、その水平フォールとプラグ形状により、根掛かりを回避しながらボトム付近を丁寧に探ることが可能です。
チヌ(クロダイ)のボトムゲームにも最適です。モンスターショット65のおすすめカラーとしては、港湾部の濁りにも強いチャート系やゴールド系、そして小型ベイトを完璧に模倣するシラスクリアーやリアルイワシが挙げられます。この小さな巨人が、あなたのホームフィールドの難攻不落だったポイントを、爆釣ポイントへと変えてしまうかもしれません。
2-5. デュエル ハードコア モンスターショット 125mm 60g 荒磯の大型青物を仕留める最終兵器
荒波が砕け散る磯、激流が渦巻く海峡。あなたが対峙するのが、メータークラスのヒラマサやブリといった、ショアから狙える最強のターゲットであるならば、このモンスターショット125mm/60g以外の選択肢はありません。シリーズ最大・最重量を誇るこのモデルは、生半可なタックルでは扱うことすら困難ですが、その見返りとしてアングラーに与えられるのは、夢にまで見た一匹を獲るための圧倒的なパワーです。
60gのボディが叩き出す飛距離は、他のルアーを寄せ付けない領域に達し、荒天や逆風といった最悪のコンディションをものともしません。その大きなボディが水を掻き回す強烈なアピール力は、深場に潜む大型青物の注意を引きつけ、捕食のスイッチを入れます。使い方はシンプルかつダイナミック。表層での高速ただ巻き、水面を滑らせるようなスキッピング、あるいはロッドを大きくジャークさせてのダイビングアクション。
そのどれもが、逃げ惑う大型ベイトフィッシュを完璧に演出し、ターゲットの闘争心を煽ります。もちろん、大型青物の強烈な顎とパワーに対応するため、ボディ内部には貫通ワイヤー構造を採用し、フックやリングも最大クラスのものが搭載可能です。
おすすめカラーは、青物へのアピールが最も高いブルピンやシルバー系、そして朝夕マズメに実績の高いピンクやオレンジ系です。このルアーを投げることは、アングラー自身の覚悟を問うことでもあります。中途半端な覚悟では獲れない魚を仕留めるために作られた最終兵器。それがモンスターショット125なのです。
まとめ:モンスターショットの最適サイズで、あの魚を獲る
デュエルのモンスターショットというルアーが、いかに多くの可能性を秘めているか、お分かりいただけたでしょうか。それは単なるジグでも、単なるミノーでもない、両者の長所を併せ持つ革新的なルアーです。その性能を最大限に引き出す鍵は、あなたのフィールドとターゲット、そしてベイトサイズに合わせた、モンスターショットのおすすめサイズの選択にあります。
この記事で解説したように、65mmは港湾の切り札、80mmはタフコンディションのスタンダード、95mmは究極のオールラウンダー、そして110mmと125mmはランカーハントの専用機です。あなたの次なる一歩は、まず自分の釣りを振り返り、どのサイズが最も必要かを判断することです。もし迷うのであれば、まずは95mmを手にとってみてください。そして、その圧倒的な飛距離と、多彩なアクションをフィールドで試してみてください。
これまで届かなかったあのナブラが、あなたの目の前にある。ジグでは見切っていたあの魚が、フォールで食ってくる。モンスターショットは、あなたのショアゲームの景色を間違いなく変えてくれるはずです。信じて投げ続ける一本として、これほど頼りになるルアーは他にありません。あなたの夢の一匹は、その射程圏内にいます。
